広島の三段峡は壮大な自然の中に勢いのある滝が流れる美しい景色を眺めることができることで有名なドライブスポットです。
山の中の道の車の運転は天気のいい日はとても気持ちいいので、そのまま帰るのはもったいないですよね。
今回立ち寄った山荘HANAKIは落ち着いた山小屋風のカフェで、三段峡の最も上流にある三ツ滝付近のにある癒しスポットです。
滝でマイナスイオンを浴びた後、ドライブ帰りにちょっと一服してみてください。
三段峡・三ツ滝近くの山小屋風のカフェ山荘HANAKI
山荘HANAKIに到着すると、石造りの門がお出迎え。
ここからしてもう雰囲気抜群です。
人工的なテイストがなく、自然に溶け込んだ外観は、間違いなく立ち寄りたくなる存在感。
階段を上がって店内にはいると、期待を裏切るどころか、想像以上のおしゃれなアンティーク家具や雑貨でまとめられています。
店内から入口を見た感じ。
このトランクはいつ頃のものなんだろう。
懐かしのLP盤ももちろんあります。
中央テーブルとキッチンカウンター
そして窓際にもテーブルが設置されていて、どれもそれぞれ個性的。
ちょっとした図書コーナーのあるテーブルは、小学校や幼稚園でよく見た素朴な椅子で、思わずうつぶせて眠ってしまいそう。
ディレクターズチェアのあるテーブルは、窓の外に鳥かごがあります。
コーヒーを飲みながら鳥が遊びに来るのをゆっくり待つ席(多分)。
などと想像しながら席選び。
マイル子は子どもだった頃憧れたロッキングチェアのあるテーブルを選びました。
この椅子に座るともう動けませんよ。
コーヒーは大量のお供がついてくる
特にメニューは渡されなかったのですが、コーヒーを飲めることは知っていたので、コーヒーを注文。
しばらくすると、水とてんこ盛りのチョコレートが到着。
マイル子一人の訪問でこれですよ。
まるでモリモリのお通しを出してもらった気分。
蒸し暑い滝散策の後だったので、冷たい水と甘いチョコレートが身に沁みます。
そのままロッキングチェアに揺られていると、メインのコーヒーが到着…、「えっ?」
コーヒーと一緒に追い菓子です。
それに砂糖やミルク、マドラーもおしゃれなお椀やかごに入っていて、コーヒー1杯でもものすごいおもてなし感。
コーヒーもお菓子も美味しく、この雰囲気もあって最高のコーヒータイムになりました。
ちなみに、これだけあって500円。
ワンコインで贅沢な時間を過ごすことができました。
店主はとても気さくな紳士
店主の方は穏やかで気さくな紳士です。
ポツンと建つ建物におひとりで暮らしていらっしゃるとか。
山の中での生活をよく心得ているというか、
「雪が降ったら、家でジッとしとくんですよ。」
「病気になったら寝とくんですよ。」
とまるで仙人を思わせる生活をされているようでした。
常連のサラリーマン風の方も利用されていて、チョコレートをモリモリ食べながらコーヒーを飲んで疲れを癒していらっしゃるようでした。
仕事でよく前の道路を通られるのであろうお客さんともたわいもない会話をされていて、客層も様々のようです。
気さくで品のある店主が、さりげなく最高のおもてなしをしてくださる山荘HANAKI。
また伺います!
山荘HANAKI
住所 | 広島県山県郡安芸太田町小坂1309-3 |
電話番号 | 0826-29-0278 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 月曜日 |
梅雨入り直前はあじさいロードが満開の広島日帰りドライブ
山荘HANAKIは三ツ滝の樽床ダム駐車場から車で10分弱。
駐車場から国道191号線に出たら右折して2~3分進んだら到着します。
この国道191号線は6月下旬から7月にかけて、松原地区から深入山山麓まで約12kmにわたり沿道にあじさい咲き誇ります。
山の中のドライブですが、このあじさいがとても美しく道を飾り、車の運転がますます楽しくなります。
まとめ
山荘HANAKIは広島の三段峡の中の三ツ滝付近にある、落ち着いた雰囲気のカフェ。
おつまみのチョコレートなどのお菓子が一人訪問でもしっかり提供され、おもてなしマインドも十分。
店内のインテリアもアンティークでまとめられたというか、自然にそのようになったといった感じで、センスの良さを感じます。
時期によってはあじさいを眺めながら訪れることができ、広島からでも指折りの三段峡日帰りドライブコースだと思います。
あじさいの時期に限らず、それぞれの四季を楽しみに訪れてみるのも素敵です。
コメント