ウラジオストクのランドマークの一つ金角湾橋を臨める鷲ノ巣展望台。
一度は行っておきたい観光スポットへの行き方は徒歩、バス、タクシーの3つですが、おすすめは徒歩です。
そして主要なルートでは、どの方法で行ってもウラジオストク市街も一望できる高台にあるので、ケーブルカーに乗る必要があります。
今回鷲ノ巣展望台への行き方として、ケーブルカーの所要時間やアクセス方法や、徒歩で帰る方法も紹介します。
ウラジオストク・鷲ノ巣展望台の場所
鷲ノ巣展望台はウラジオストク市街からスヴェトランスカヤ通りを東へ歩いたところにあります。
Googleマップで鷲ノ巣展望台の場所を確認すると、細い道に囲まれていますよね。
そう、鷲ノ巣展望台はすぐそばに車を横付けしたり、駐車場があるわけではないんです。
なので、観光客でも安全にたどりつくにはケーブルカーを利用する必要があります。
金角湾橋のふもとから北側の通りに入るため橋の下をくぐり、さらに道なりに歩くとケーブルカー乗り場に着きます。
ケーブルカー乗り場の手前にはしょんぼりプーシキンさんもいますよ。
ケーブルカーの乗り方と所要時間
行きはタクシーでケーブルカー乗り場まで行きました。
かなり殺風景なロビーで、切符売り場どころか何もありません。
(その割に広いのはなぜ?)
壁はギャラリーになっていました。
4分間隔でケーブルカー上下の乗り場それぞれのケーブルカーが出発、進むと真ん中で離合し2分後対面の乗り場に到着します。
細かな時刻表はありませんが、ほぼすぐに乗車できます。
ケーブルカーに乗車したら入口すぐの席に座っている車掌さん?から切符(レシート)を購入。
日本人だと分かると「にじゅうルーブル」って教えてくれる気さくなおばちゃんでした。
ケーブルカー情報
運行時間 | 7時~20時 |
乗車時間 | 2分 |
運賃 | 20ルーブル(2020年1月) |
ケーブルカー乗り場から鷲ノ巣展望台までの行き方
ケーブルカーを下りたら10分ほど歩きます。
乗り場を出たら正面に見える階段を下りる。
↓ 乗降場の横を通る幹線道路は、車がたくさん通っていて信号もないので渡らないように。
道路の下のトンネルを通り中庭のような公園に出る。向こう側のトンネルをもう一度通る。
↓
2つ目のトンネルを出るとすぐ左手の階段を上る。
階段を上がると後は陸橋を渡り、あとは道なりです。
崖っぽい階段を上り到着!
鷲ノ巣展望台から歩いてスヴェトランスカヤ通りまで下りてみる
直前まではケーブルカーに乗って帰る予定でしたが、ケーブルカー乗り場の手前にあるトイレらしき建物のそばに脇道を発見。
もしかして歩けるんじゃないの?ということで、急遽歩いて下ることに。
鷲ノ巣展望台から歩いて降りるルート
ケーブルカー乗り場までは来た道をそのまま戻る。
↓
脇道の階段を下る。
(結構勾配が急なので気を付けてくださいね)
↓
階段のコンクリートにかわいい足跡。
↓
半分ほど下りるとケーブルカーの線路をくぐる。
↓
そのまま階段を下り、一旦道路に出る。
↓
横断歩道を渡る。
(信号はなくそこそこ車の往来がありますが、横断歩道で渡りたいオーラを醸し出していたらどの車も止まってくれます。これすごくないですか?)
↓
さらに階段を下りるとケーブルカー乗り場の横に到着。
所要時間は7~8分ほどです。
下りなので、疲れも感じず、ケーブルカーに乗るのも歩くのも時間的に大きな違いはありませんでした。
勢いづいたので、このままウラジオストク中心部までも歩いてみました。
ケーブルカーを下りてウラジオストク中心部まで歩く
タクシーで来た道を戻ろうとしたら、見たことのある階段が。
メイン道路に出るためのショートカットルートとして紹介されていた方がいて、なんとなく覚えていました。
ほんとすぐに出られました。
ケーブルカー乗り場のロビーを出たら道を渡って右方向へ少し歩く。
↓
左側の建物の階段を下りる
↓
まっすぐ下りたらスヴェトランスカヤ通りに出る。
スヴェトランスカヤ通りを出たら、右の金角湾橋方向へまっすぐ進みます。
この通りは、観光地がたくさんあって、むしろ歩く方が観光の効率がいいと思います。
酒屋さん?や靴屋さんなど看板もおもしろい。
写真を撮りながらゆっくり15分ほど歩くとプリモリエ銀行が見えてきます。
ここまで来たらもう戻ったも同然。
アンドレイ教会やニコライ2世凱旋門、C-56潜水艦もこの辺りです。
ウラジオストク中心部からはバスやタクシーも便利ですが、スヴェトランスカヤ通りは見どころがたくさんあるので片道だけでも徒歩をおすすめです。
鷲ノ巣展望台おすすめの時間
鷲ノ巣展望台と言えばやっぱりマジックアワーや夜景を楽しめる夕方が特に人気です。
でも、女性一人だと暗い時間の移動は考えますよね。
そこで冬の朝もおすすめです。1月の10時30分くらいに訪れましたが、明るく市街全体をしっかり見渡せ、しかも誰もいない。鷲ノ巣展望台を独り占めです。なんなら、ウラジオストクの景色も独り占めです。
正確には、行き帰りに1組ずつ観光客とすれ違いました。タイミングが良ければ本当に誰もいない鷲巣展望台になります。
自分の好きな位置のどこからでも景色を臨むことができ、ポーズをとって映える写真も撮り放題!
マイル子は一人でも恥ずかしいので遠慮しときました。
まとめ
鷲ノ巣展望台はとてもきれいな景色を見せてくれるウラジオストク観光スポットです。
ケーブルカーに乗れば2分ですが、帰りに歩いたとしても10分以内、30分あればウラジオストク中心部に到着します。
展望台の行き帰りの道のりも、いい意味でロシアの無骨さと優雅さを感じられとても新鮮です。
絶景を独り占めしたい方は、冬の朝の鷲ノ巣展望台は誰もいない可能性が高いのでおすすめです。
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