ハッシュドビーフじゃない!ウラジオストクで食べたビーフストロガノフは白かった!

ビーフ ソロ活
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ビーフストロガノフが白いって「えっ?」って思いませんか?
ウラジオストク旅を決めてから知ったマイル子は、それまでハッシュドビーフみたいなものだと思っていました。
白くなるのはロシアならではのあの食材を使うから。

ビーフストロガノフの起源もとても興味深いです。
今回ウラジオストクで食べたビーフストロガノフがとっても美味しかったので、感想も一緒にご紹介します!

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ビーフストロガノフを語る

「ビーフストロガノフってどんな食べ物?」と聞かれたら間違いなく「ハッシュドビーフ!」と答えていたマイル子。
ハッシュドビーフに生クリームを飾り程度にかければビーフストロガノフになるという思い込みは、今回のウラジオストクの旅でちゃんと修正されました。

ビーフストロガノフの起源

諸説あるようですが有名なものとして、ロシアの貴族ストロガノフ伯爵のために作った料理が起源とされています。

年老いたストロガノフ伯爵は歯の多くが抜け落ちてしまい、好物のビーフステーキが食べられなくなりました。
そこで雇われていたコックさんが、彼のために食べやすい大きさに切った牛肉を柔らかく煮込んだ料理「ビーフストロガノフ」を考案したのだとか。

ところでこのコックさん、今頃日本人でも食べられるようになったことなんぞ知る由もないことでしょう。

ご主人様を思い作ったオリジナル料理だと思うとほっこりしますね。

このビーフストロガノフ、できた経緯を見ると伯爵やコックさんが出てくることから、家庭料理というよりも高級料理ですよね。

白いビーフストロガノフ

厳密に言うとクリームシチューのような白ではなく、白っぽいといった表現が近いかと。
なぜ白いのかというと、牛肉をサワークリーム(スメタナ)で煮るから。

サワークリームはロシアでよく使用される食材で、脂っこさやしつこさを感じませんでしたが、かなり栄養価の高い料理のようです。
気温が下がると人間の体の熱も減少し、下がった体温を保とうとしてエネルギーを使います。
そのため冬は代謝が上がり脂肪を燃やしやすいそうです。

冬は極寒ともいえるロシアでは、体を温めエネルギーを補給してくれるサワークリームはとても身近で大切な食材なんですね。

そういえばロシアの人はマヨネーズを大量に消費すると聞いたことがありますが、サワークリームも同様のようです。

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ハッシュドビーフとは全くの別物、ビーフストロガノフ!

せっかくウラジオストクへ行ったのだから、ビーフストロガノフも食べないと!
というわけで食べてまいりました。

ビーフストロガノフ

ビーフストロガノフ 600ルーブル(約1,100円)

サワークリームたっぷりでも食べやすい

牛乳や生クリームよりも濃厚なサワークリームで煮ているそうですが、牛肉のコクをいい具合に際立たせられていてしつこさを感じませんでした。

ビーフストロガノフなのでロシアのワインとマリアージュ。
特徴はよく分かりませんが、肉料理だからいただいたのは赤ワイン。

ビーフ ワイン
軽めから中くらいの飲みやすい飲み物で、サワークリームでマイルドになった肉料理ととてもいい相性でした。

肉が本当に柔らかい

歯が抜けた伯爵のために作られたというだけあり、本当に肉が柔らかかったです。
牛肉は薄切りではなくビーフステーキのざく切りがたくさん煮込まれ満足できる一品。

ビーフ

しっかり煮込まれているのだと思いますが、肉の味が全抜けすることなく十分味わうことができました。

付け合わせはマッシュポテト

ロシアのビーフストロガノフの付け合わせは、主にマッシュポテトだそうです。
このマッシュポテトが丁寧に裏ごしされていてとってもシルキー。
少しのサワークリームでのばされているのか、マッシュポテトもコクがありました。

ちなみに一般的に付け合わせは、バターライスや素揚げしたじゃがいもあるようです。


 ウラジオストクで食べるならスヴォイ・フェーテがおすすめ

噴水通りにあるロシア料理レストラン。

SVOY fête · Ulitsa Admirala Fokina, 3, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690091
★★★★☆ · レストラン

入ると1階と地下どちらがいいか尋ねられます。
窓際が空いていたので、1階を利用させていただきました。
とても落ち着いた静かなレストランでしたが、トイレで地下に降りると、地元の方がとても賑やかに楽しんでいらっしゃいました。

地下で現地の人の楽しみ方を見ながら食事するのもおもしろそうです。

ロシアのお正月はオリビエサラダが欠かせない、カニ入りの「オリヴィエサラダ」もいただいてきました。
こちらもサワークリームをたっぷり絡ませて、ズワイガニもたっぷり乗せた贅沢サラダ。

サワークリームのおかげで、サラダなのに白ワインにもとってもよく合います!

オリビエサラダ

カニのオリビエサラダ 560ルーブル(約1,000円)

こちらも美味しゅうございました。

スヴォイフェーテ

スヴォイ・フェーテ
営業時間:11時~翌1時
ランチ:平日12時から16時まで(350ルーブルから500ルーブル)
12時から16時までメニューの20%割引

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まとめ

ビーフストロガノフの起源を知って食べると、よりロシアに近づいたような気持になります。
白いビーフストロガノフを食べたせいか、たくさん歩いて疲れているはずなのに翌朝も元気に起床できました。

ウラジオストクへ行ったら、ぜひスヴォイ・フォーテに行ってみてください。
美味しくエネルギー補給もでき、ロシアの伯爵気分になれますよ!

おまけ

NHKみんなのうた『ビーフストロガノフ」をご存じですか?ビーフストロガノフを食べたい少年の歌でその少年にとても共感したのですが、イラストがなんと麒麟・川島さん。
渋い声を出され競馬にも詳しい川島さんですが、絵もとてもお上手ですね。
以前ルミネで麒麟の漫才を見ました。お客さん一人ひとりの顔を見ながらずっとニコニコ漫才されていてとてもやさしそうな印象でした。

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