マイル子家の愛犬「チョコ」が亡くなりました。
最愛のペットが亡くなるとこんなにも「寂しい」「会いたい」など辛く悲しい気持ちになるんだな、と『ペットロス』を改めて実感したマイル子。
ペットロスは毎日仕事中も泣くほど辛いもので、何をするにもやる気が出ないほど抜け殻状態になりました。
それでも日々を過ごしていかなければならない。
どうしたらいいのか…。
「ペットロスを乗り越える」とか「ペットロスから立ち直る」方法を探した挙句、結局たどり着いたのは…。
『ペットロス』は後悔や罪悪感で毎日仕事中泣くほど辛い
チョコは13歳で生涯を終えました。
「ディア―ヘッドチワワ」というマズル(鼻から口先)の長いチワワ。
ペットショップで見た元気なパピーチワワ。
正直はじめは手の届きやすいその値段に目が留まったのがきっかけでしたが、ケースでピョンピョンアピールするかのような姿にお迎えすることに。
「血統書は後ほど送ります」
と言われたまま、結局チョコが亡くなるまで届くことはありませんでした。
しかし我が家ではそんなことどうでもよく、チョコがかわいくて仕方ありませんでした。
そんな最愛のペット「チョコ」が亡くなってからというもの、毎日泣く日々で仕事中もトイレに入った途端泣く始末。
通勤のため車に乗って出ると自宅の周囲はチョコの散歩コースで、しばらく進んだところにあるかかりつけの動物病院の前を通るときには運転しながら号泣。
また朝と夕方は散歩やご飯の時間なので、いつものルーティンワークがなくなって涙。
もう何をするにもチョコの影が見えて泣けてきます。
それほど辛い気持ちになるのはチョコがいなくなった寂しさとともに、
「もっといっぱい遊んでやればよかった」
「チョコがそばに寄ってきたときもっと相手にしてやればよかった」
など後悔や、
「病気に早く気づいてあげられなくてごめん」
という罪悪感ばかりが浮かんできたから。
散歩は仕事の前後の朝と晩にしていました。
だけど仕事が終わった後はクタクタで、足元でぴょんぴょんしながら散歩をおねだりするチョコに
「今日はお散歩お休み!」
とさぼったり、自宅での仕事中遊んでほしそうにしているのにそっけなくしたり。
またチョコは肝臓の病を患っていて2年間治療を受けていたのですが、
「なんでもっと早くチョコの病気に気づいてやれなかったのか」
とチョコが嫌がる点滴や内服などをさせてしまったり。
今となればあれもこれもしてやりたかった、そばにいる時間をもっと作ってやればよかった。
そうすればチョコの異変にをもっと早く気づくことができて、チョコはまだ生きていたかもしれない。
こんなダメな飼い主なのにいつも慕ってそばにいようとしてくれたチョコ。
チョコは我が家に来て本当に幸せだったんだろうか…。
チョコが亡くなってから1週間、こんな気持ちがずっと続いていました。
ペットロスでやる気が出ない…どうしたらいい?
ペットロスで後悔や罪悪感がいっぱいになりやる気が出ないという経験をされた方ってけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
マイル子もペットが先に旅立つことは分かっていましたが、いざいなくなってしまうと完全なペットロス状態に。
家ではご飯欲しくなく掃除や洗濯もやる気が出ないなんてありさまでした。
仕事だけはなんとかこなさないといけない、そう思いなんとか1日を乗り越えます。
幸いにもお昼ごはんもゆっくり食べられないほど仕事があまりにも忙しいので、ほとんど思い出すことはないのですが、唯一トイレの時はフッと思い出し涙があふれてきました。
そして家に帰るとスマホを見ても何を見てもほとんど頭に入ってきません。
どうしたらいいんだろうと思いながずっとやっていたことが、
- 撮りためたチョコの写真や動画を見まくる
- YouTubeやネットでペットロスを経験した方の話を見たり聴いたりする
- ペットを飼った経験のある人に話を聴いてもらう
- 家では泣いて泣いて泣きまくる
またマイル子は購入しませんでしたが、ペットロスの寂しい気持ちにやさしく寄り添ってくれる本などもペットの旅立ちを受け入れる力になってくれると思います。
最愛のペットがいなくなった寂しさを何かで紛らわせようとしたりあまり考えないでいようなんて思わないようにして、ただひたすら自分の気持ちに正直になろうとしました。
さびしくて会いたくて、自然と涙が出ていた始めの1~2週間はひたすら過去のチョコの姿を見ていました。
そのときだけはチョコがそばにいるようで泣きながら見ていたのですが、毎日何もせずひたすらチョコの散歩姿や寝顔などを見ていると1ヶ月が過ぎたころちょっとだけマイル子の気持ちに変化が起きていることに気づきました。
するとペットロスが完全になくなったわけではなく毎日泣く日々に変わりはありませんが、仕事中は泣くことはなくなり少し家事やお出かけをする気力が湧いてきました。
そこでチョコが元気だったころ車でお出かけした公園に行ってみることに。
大喜びで飛び跳ねながら桜の下で元気に走り回っていた姿を思い出し泣きながらも、「チョコが幸せを運んでくれた」と感謝しながら景色を眺めていました。
そして1ヶ月経った頃には写真の横に飾る花の水をかえることが新しい日課となり、そこにチョコがいるかのような気持ちで写真に語りかけています。
亡くなったペットからのメッセージ
最愛のペットが亡くなってからの初めの1週間は、チョコの過去の写真や動画を見ながら泣きじゃくる毎日。
はじめはただひたすら寂しく後悔や罪悪感しかなかった気持ちで泣いていたのですが、初七日を過ぎたあたりに知ったある曲を聴いてから徐々にあったかい気持ちが混じり始めました。
その曲は優里の「レオ」
マイル子がペットロスから立ち直るきっかけをくれたもう一つがこの曲でした。
亡くなったペットが飼い主に向けて語りかけるメッセージは、チョコがそう言ってくれているよう。
撮りためた写真や動画の中のチョコはいつも元気で楽しそうでした。
家族にちょっかい出されて怒ったり、ご飯をモリモリ食べたり、お散歩へ行くときのダッシュやお昼寝姿など些細な日常の姿から、確かにチョコも家族として存在していました。
そしてチョコとの時間を繰り返し思い出すことで、チョコはこんな私たちのそばを離れずずっと一緒にいてくれたことに気づきました。
チョコに限らずペットはパパやママ、お兄ちゃんやお姉ちゃんを幸せにしてくれたのだと。
愛するペットとの思い出を思い出すのは辛いことかもしれません。
だけどその思い出をつぶさに思い出すことで、次第に亡くなったペットからのメッセージを受け取ることができるような気がします。
ペットは毎日飼い主に「ありがとう」「大好き」の気持ちでそばに寄り添ってくれていたのだと。
ぜひ聴いてみてください。
まとめ
チョコが亡くなってペットロスってこんなにつらく寂しいものなんだと痛感しました。
仕事中でさえも泣けてきて、もうこの悲しみから抜け出せないんじゃないかとさえ思いました。
ペットロスを乗り越える方法は人それぞれなのでマイル子のやり方がすべてのペットロスに苦しんでいる方の手助けになるとは思いません。
でもいつかペットがくれた私たちへの愛を感謝することで、亡くなったペットは安心してくれるのだと思っています。
母さんまだやることがあるから、もう少し待っててね。
今はそんな気持ちです。
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