今年50周年を迎える日清カップヌードル
1984年から実装された「タックシール」ことフタ止めシール。
ネットやSNSなどがなかったこの時代、フタ止めシールは「いつの間にかついていた」といった感じで普及。
しかし2021年6月3日に日清カップヌードルが発表したのがこちら。
Twitterでエコスタイルを意識しているのが想像できたのですが、日清カップヌードルはどのような改善策を?
新しい日清カップヌードルのフタ止めは?
カップヌードル衝撃の発表の翌日6月4日11時に発表されたのがこちら。
今話題のSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」として、日清食品は企業の取り組みを食品ロスに限らず環境問題にも着目した活動。
フタ止めシールがなくなることで一抹の寂しさを感じるカップヌードルファンもいらっしゃると思いますが、新しいフタ止めシステムは、目からうろこのシンプルな方法です。
フタ止めシールよりも手軽でそして環境にも優しいエコスタイル。
今後こうした改善がますます増えてくることでしょうね。
それでもやっぱりフタ止めシールのピッタリ密着感が安心のあなた。
こんな方法もあるようです。
日清食品ホールディングスが取り組むSDGs活動
エコなスタイルでカップヌードルのフタ止めを廃止した日清食品ホールディングス。
そのほかにも取り組まれているSDGs活動をご紹介します。
バイオマスECOカップ
今後も人口増加が予測されることから温室効果ガスによる地球温暖化が危惧されています。
そこで日清食品は、CO2排出量を削減した「バイオマスECOカップ」を採用。
2021年度中にはすべての切り替えが完了される予定です。
培養肉の開発
培養肉とは動物そのものではなく、細胞を動物の体の外で組織培養することでお肉にすること。
家畜の肥料や畜産のための土地が不要となり、衛生管理もしやすい培養肉。
ちなみに日清食品はこれまでミンチ肉でしか研究されていなかった培養肉の中で、世界で初めてサイコロステーキの作成に成功したそうです。
災害・飢餓支援
災害時とても助かるのがカップラーメンなどの即席めん。
日清食品は国内被災地の支援に限らず、国連WFPを通じて災害や紛争時の緊急支援や栄養状態の改善、学校給食の提供なども行っています。
焼却施設から生まれた「ごみ発電電力」を東京本社で使用
食べ終わったカップ麺の容器はより効率的にクリーンな環境にするために、リサイクルではなく可燃ごみとして焼却処理されます。
そして償却に伴うエネルギーは、日清食品東京本社が電気として購入、新たな商品開発など日々の業務に使用されています。
農林水産省ホームページ:日清食品ホールディングスSDGsの取り組み
まとめ
今となっては当たり前だった日清カップヌードルのフタ止めシール。
なくなってしまうのは一抹の寂しさもありますが、より快適な未来を見据えたSDGs活動の一環としての取り組みはすばらしいと思います。
新しい2つの開け口で止めるやり方はとてもシンプルですね。
こういった改善がこれからもどんどん行われることと思われますが、マイル子も日常でできることを考えていかないと!
というわけで、フタ止めシールがなくなるお話でした。
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