暖かい春がやってくると、楽しい気分になると同時にちょっぴ悩ましいのが花粉。
また、中国からのPM2.5の飛来が多い九州、四国地方、そして中国地方は、新型コロナウィルスの対策だけでなく黄砂やPM2.5の対策も必要です。
そのため広島でも毎日の洗濯も気を使ってしまいますよね。
そこで、今回は黄砂・PM2.5・花粉を防ぎながら家庭でもできる万全の対策での洗濯方法やお手軽便利外干しグッズなどをご紹介します。
今日の【黄砂・PM2.5・花粉】情報in広島
広島の毎日の黄砂・PM2.5・花粉状況を知るにはサイトでの確認が便利です。
黄砂・PM2.5
黄砂の飛散時期は一般的に2~5月でピークは4月です。
冬の時期は中国大陸の砂漠は雪や氷に覆われてるのですが、春になり雪や氷が解けると砂埃が舞い上がりPM2.5(大気汚染物質)とくっついて偏西風に乗って日本にやって来ます。
これが黄砂なのですがPM2.5は黄砂よりもさらに小さいため、たくさんの量のPM2.5が体内に入ると肺がんや不整脈のリスクを高めます。
花粉
花粉の被弾時期は一般的に2月~4月でピークは5月です。
花粉は年中何かの花粉が飛散していますが、3月~4月はスギやヒノキ花粉が特に多く飛散し、5月は量は少ないもののたくさんの種類の花粉が飛散しています。
どの花粉に対しアレルギー反応が出るのかは人によって違いますが、洗濯物に花粉が付くのはできるだけ避けたいですよね。
ちなみに洗濯対策ではないですが、花粉の飛散量増加で目のかゆみが出る方は便利な「かゆみダス」というアプリもあります。
こちらも花粉飛散量の参考になりますよ。
広島の黄砂・PM2.5・花粉情報で今日の洗濯対策
黄砂・PM2.5・花粉は避けたいけどやっぱり洗濯物は「外干し派」という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜなら、
- 天気のいい日は洗濯物が早く乾く
- 太陽光の紫外線で殺菌してくれる
- 乾燥機の電気代節約のため
- 乾燥機を持っていない
- パリッと乾燥させたい
など、外干しならではのメリットは外せないってことありますよね。
ではどうしても外干ししたい場合どうしたらいいのでしょうか。
今日の天気をチェック
まず毎日その日の天気を確認してみることをおすすめします。
なぜなら花粉は天気によって散布量が変わってきます。
黄砂・PM2.5・花粉はが多い天候は、
・晴れ
・乾燥している
・気温が高い
・風が強い
・雨の日の翌日
また黄砂については西高東低の冬型の気圧配置も。
この時は中国大陸は温かいので、氷に覆われていないたくさんの黄砂が北風に乗って日本列島を訪問しちゃいます。
なので天気図で日本列島が幅の狭い縦方向の線が覆われている日は、黄砂が多いので注意が必要です。
程よい湿度(40~60%)、程よい風、そして日本列島が高気圧で覆われている日が最高といえます。
柔軟剤を使う
柔軟剤は衣類を柔らかくしたりいい香りを出してくれますが、それ以外に黄砂・PM2.5・花粉対策にも効果があります。
花粉などは衣類同士の静電気で引き付けられるため、柔軟剤によりその静電気を防ぐことで花粉などの付着もとっても少なくすることができます。
洗濯物は早朝に干す
花粉は温かくなるごとに飛散量が増えていきます。
そのため朝から飛び始めて昼にかけて急増します。そして日が暮れしばらくするとおさまっていきます。
なので、昼頃には洗濯物がある程度乾いている状態にするため、干し始める時間帯は早朝が一番です。
部屋干しからの外干し
外干しした洗濯物は、濡れている状態だと黄砂・PM2.5・花粉はさらにつきやすくなります。
そのため室内干しである程度洗濯物を乾かしてから、外に干すと黄砂・PM2.5・花粉の付着量は抑えられます
湧いたらすぐに取り込む
外干しの時間が長ければ長いほど花粉の付着する量も多くなります。
そのため、洗濯物は乾いたらなるべく早く取り込むことをおおすすめします。
取り込み時に振り落とす
洗濯物は取り込む前にしっかりはらうことで、30〜40%の花粉の量を減らすことがでるそうです。
それでも気になるようであれば掃除機で吸ったり、コロコロなどの粘着テープに付着させるものありですね。
ちなみに布団叩きを使うと綿のダニとともに内部に浸透させてしまいます。
布団叩きは使わず、しっかり「振り落とす」です!
素材を選ぶ
花粉などがつきやすい素材というものがあります。
- 花粉が落ちやすい:ポリエステル・ナイロン・レーヨン・綿などツルツル素材
- 花粉が落ちにくい:ウール・フリースなどフワフワ素材
着用する衣類の素材がすべてツルツルしているのは、気温が低い時期は厳しいものがあります。
アウターだけでもツルツル素材を選択してみるといいかもしれません。
室内干し
やっぱり外干しは厳しいな、と思われたら、やっぱり室内干しですね。
しかし人の出入りや換気による外からの空気には当然黄砂・PM2.5・花粉が混ざっています。
そんなときは、
エアコン(清掃済み)&空気清浄機の併用
です。
- 空気清浄機が空気中の花粉を除去し上に花粉除去後の空気を押し上げる
- エアコンが残った花粉をキャッチする
これで効率的に花粉を除去できます。
窓を閉めて行うと効果は絶大ですよ!
黄砂・PM2.5・花粉対策in広島
洗濯物の花粉付着対策だけっでゃなく、花粉などが付着することによるアレルギーな健康管理のためにもしっかり対策をしたいですよね。
そこでふだんからできr黄砂・PM2.5・花粉対策をご紹介します!
室内に花粉を入れない
黄砂・PM2.5・花粉の付着や吸い込みを防ぐ には、室内に花粉を入れないことが大切です。
人の出入りによりこれらを吸い込む込むことになるため、家族にも協力してもらい全員で取り組んで対策をしましょう!
パーカーなどのフードの中は特に見逃しがちになるので、注意しましょう!
帰宅時はしっかり払う
黄砂・PM2.5・花粉を部屋の中に入れないよにするには、
- 玄関に入る前に洋服に付着した花粉を払う
- 部屋に入ったらすぐに手洗い・うがい
- 衣類が濡れている時は衣類を洗濯するかクリーニングへ
ささいなことのようですが、これだけでもずいぶん効果があります。
空気の流れを作り換気
花粉飛散量の少ない深夜か早朝がおすすめですが、そんな時間は寝てますよね。
ではどうすればいいのでしょうか。
家の中には黄砂・PM2.5・花粉以外に細菌やウィルス、二酸化炭素やハウスダストなどの汚染物質が漂っています。
そのため、
- 24時間換気システム・・・家の中に換気口がある場合、換気口を開け、洗面所や台所などの換気扇を回す。
- 窓を2か所開ける・・・換気口がない場合複数の窓を開けて空気の流れを作ります。
- 扇風機で空気の流れを作る・・・窓がない場合。
- 1時間に5分の換気を2回・・・窓を開けた換気は短時間でできるだけ頻回に
- レースのカーテンを使用・・・外からの汚染物質をキャッチしてくれます。
こまめな掃除
黄砂・PM2.5・花粉などは水拭きすることで舞い上がりにくくなります。
室内に入った黄砂・PM2.5・花粉はほとんど床面に付着するため、床や家具を水拭きすることで取り除くことができます。
黄砂・PM2.5・花粉を寄せ付けない洗濯の外干しグッズやアイデア
黄砂・PM2.5・花粉の時期でも安心して外干しできる便利なグッズをご紹介します。
洗濯物・布団干しカバー
竿に通すだけの取り付け簡単なカバー。
防水タイプだけど通気性も良好で、黄砂・PM2.5・花粉を寄せ付けず洗濯物をしっかり乾かします。
こちらも取り付け簡単な洗濯物カバー。
しっかり黄砂・PM2.5・花粉の付着を防ぎますが、通気性はばっちりです。
「花粉ガード ふとん干し袋」は、空気だけを通して、花粉・ホコリはしっかりブロックするふとん干し袋・シート。
太陽熱の吸収にすぐれたブラックタイプは、3方ファスナーでぶとんの出し入れがしやすくなっています。
静電気防止スプレー
衣類の静電気を瞬時に抑える静電気防止スプレーは、静電気の発生も抑え、ホコリや花粉などの吸着も予防します。
速乾性なので服を着たままスプレーも可能。
花粉対策コート
ベルーナの「花粉対策!ベルト付大人顔トレンチコート」は、毎年人気の花粉対策シリーズの新商品。花粉が付きにくく落ちやすい加工により、家に入る前に払うことで花粉の持ち込みを抑えられる春に心強いトレンチコートです。
水のいらないシャンプーシート
「メリット 水のいらないシャンプーシート」が2021年2月20日イオン、カインズ、ウエルシア薬局(3月~)で販売開始に。
髪の内側までフィットして汚れをかきとり、1枚で髪と地肌の汚れをしっかりとふきとることができるドライシャンプシートで、ホコリ・花粉などの微粒子汚れをすっきりと落とす優れもの。
洗濯が済んだ後ササッと髪の毛を拭けば、部屋の中に黄砂・PM2.5・花粉寄せ付けません。
シェービング
髪と同じく「うぶ毛」も毛であるため、空気中のちりやほこり、花粉などを寄せつけてしまう事も。
うぶ毛は顔中にびっしり生えていて、その一本一本に花粉をくっつくと、部屋の中に花粉が侵入するだけでなく、肌荒れの原因にも。
シェーバーで産毛を取り除くことも大切なのです。
おまけ・マスクの付け方
洗濯物を外へ干すとき、状況によってはマスクをつけるかと思いますが、その時ちょっとしたことでも黄砂・PM2.5・花粉をより防ぐことができます。
不織布マスクはプリーツの折り目の山が下に向いている方を外側にして使用します。
反対にしてしまうと折り目の山が谷になり、黄砂・PM2.5・花粉を簡単にキャッチしてしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
広島はコロナ、花粉だけではなく、黄砂やPM2.5の対策も必要な土地なので、洗濯する時もしっかり対策をしていきたいですね。
毎日天気のチェックやこまめな換気、そして便利グッズの利用など、自宅でもできる対策はたくさんありますので、ぜひ参考にして暖かい春を思いっきり楽しみましょう。
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