ピアノ漫画と言えば『四月は君の嘘』や『のだめカンタービレ』、『ピアノの森』など人気漫画がたくさんありますが、今熱いピアノ漫画といえば『左手のための二重奏(にじゅうそう)』。
松岡健太(まつおかけんた)作品の『左手のための二重奏』は講談社「少年マガジンエッジ」で2019年9月号から始まり、コミック本は2020年4月に発売されました。
新しい少年漫画におけるピアノ漫画の『左手のための二重奏』は高評価で、感想もおおむね好意的。Twitterでも徐々に話題になっています。
今回そんな漫画『左手のための二重奏』の1・2・3巻でキャラクターが弾いている曲を、大まかなあらすじとともにご紹介します。
『左手のための二重奏』1巻のあらすじと曲(作曲家)
『左手のための二重奏』の第1巻では、人生に希望を見出せない不良少年の「シュウ」こと的場周介(まとばしゅうすけ)は、同じ中学校に通う天才ピアニスト・「灯」こと弓月灯(ゆづきあかり)や灯の親友・久遠音理(くおんねり)と出会います。
事故で亡くなった灯はシュウの左手に宿り、シュウはピアニストの道を歩き始める、といったあらすじ。
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ(ショパン)
灯が体育館で弾いた曲
難易度:F(最上級)
革命のエチュード(ショパン)
シュウが灯の父・弓月御影(ゆづきみかげ)の前で弾いた曲
難易度:F(最上級)
練習曲 第3番 『別れの曲』(ショパン)
久遠音理(くおんねり)が入賞者記念コンサートで弾いた曲
難易度:F(最上級)
メフィスト・ワルツ(リスト)
コンサートの後シュウと音理が連弾した曲
難易度:F(最上級)
漫画『左手のための二重奏』1巻↓↓
『左手のための二重奏』2巻のあらすじと曲(作曲家)
左手に天才ピアニストの灯が宿ったシュウは、ピアノに触ったことすらなかったシュウだが、天性の音感でなんとか曲を弾けるまで成長します。
コンクール当日、灯を失った絶望の真っ只中にいる音理にシュウの音は響くのか…!?
死の舞踏(リスト)
音理がコンクールで弾いた曲
難易度 :C(中級)
アンダンテ・スピアナート(ショパン)
シュウがコンクールで、ノエル・ラノがレストランで弾いた曲
『左手のための二重奏』1巻で灯が弾いた曲と同じ。
左手のための2つの小品(スクリャービン)
シュウがレストランで弾いた曲
難易度:B
漫画『左手のための二重奏』2巻↓↓
『左手のための二重奏』3巻のあらすじと曲(作曲家)
ハッキリと「ピアニスト」になる決意をしたシュウは、シュウと同じく大きな体と手を持った天才ピアニストと出会います。
しかしその男は辛い過去を経験し音楽をほぼ捨てていたのでした。
シュウは彼らの心を動かすことができるか…!?
ノクターン(ショパン)
シュウが体育館で弾いた曲
ノクターンのどれかは分かりませんが、こちらは簡単そうで魅せることが困難な難易度:E
ジ・エンターテイナー(ジョブリン)
大きな手を持ったグレゴリー・ザハロフ(グレゴ)が酒場で弾いた曲
難易度:D(中級上)
『ハノン』1番(練習曲)
シュウがグレゴに指示された曲
『左手のための二重奏』3巻はこちら↓↓
まとめ
松岡健太(まつおかけんた)原作『左手のための二重奏』は、講談社「少年マガジンエッジ」の人気漫画。
シュウや灯、音理が作品中で弾いている曲は、実際聴いてみるととても難しいもので、中学生が熱く表現しています(マジメに)。
『左手のための二重奏』の漫画を読みながら曲を聴いてみると、熱い少年ピアノ漫画にリアリティが出ること間違いなしです!
コメント