漫画を購入して読むには紙媒体の単行本にするか、電子書籍の会員に登録して読むのかの二つ。
どっちもそれぞれにメリットやデメリットがあり、どっちを選択したらいいのか迷ってしまいますよね。
そこで漫画を読む際に紙媒体の単行本と電子書籍それぞれのメリットとデメリットや使い分け方法をご紹介します。
【漫画】紙媒体の単行本のメリットとデメリット
漫画を読むとき紙媒体の単行本が好きな方、電子書籍が好きな方それぞれ好みがありますよね。
実際どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
単行本(紙媒体)のメリット
漫画を紙媒体の単行本で読む場合メリットとして
といったことが挙げられます。
紙媒体のいいところはペラペラめくることで内容や「あのシーンをもう一度見たい」見返す時に思い出しやすいというメリットがあります。
めくっていくことで漫画の各シーンを記憶し、比較的簡単に見返したいページにたどり着くことができるのも紙媒体のいいところ。
中には単行本の髪質や匂いが心地よく感じる方もいらっしゃるようで、そういった方は紙ベースの漫画本を購入される傾向にあるようです。
また自分の部屋の本棚にびっしり好きな漫画が並んでいたり、好きなイラストの表紙を飾っておくなど、漫画に囲まれた生活を楽しむことができるのは電子書籍にはない醍醐味です。
単行本(紙媒体)のデメリット
反対に紙媒体の単行本で漫画を持つ場合のデメリットとして、
紙媒体の単行本は漫画の場合、一番多い一般的なサイズは
B6判の128㎜×182㎜で厚さは大体150㎜
数冊なら気になりませんが、マンガ好きの方は100~200冊は当たり前、
本棚や押し入れ、クローゼットなどに収納するとかなり場所をとってしまいますよね。
広いスペースがあれば問題ないかもしれませんが、そんなわけにも・・・。
そしてお出かけの際の暇つぶし用に持って行こうと思っても、荷物が増えしまいしかも重い!
漫画は1冊200g前後の重さがあるので、大きなバッグに入れたとしてもそんなにたくさn持ち歩けないですよね。
また電子書籍に比べ単行本はやや値段(定価)が高い上に、本棚や収納ケースの購入などの金銭的な負担が増えてしまいます。
ただ漫画を集めたい方だとそれは喜びにもなるので、あくまで一般的なお話。
中古本(紙媒体)のメリットとデメリット
紙媒体の場合中古本の漫画を選択することも可能です。
中古漫画のメリットやデメリットは新品の単行本同様ですが、それにくわえ
といった紙媒体の中古本ならではの特徴もあります。
漫画好きなら常識という方も多いかと思いますが、最近は紙媒体の単行本を透明のブックカバーで保存することもありますよね。
なので中古本とはいえ状態のいいものもあると言えばあるのですが、やはり汚れや日焼け、折り目など使用感はゼロにはなりません。
また時々たばこや生活臭がしみついていることもあるため、気になる人は気になってしまうこともデメリットとして挙げられます。
【漫画】電子書籍のメリットとデメリット
同じ漫画でも紙媒体の単行本と違い、電子書籍はその名の通りウェブ上で漫画を読むことができる画期的なサービス。
加入者数は毎年増え続け、たくさんのサイトであふれかえっています。
なぜ電子書籍がそれほど人気なのかといえば、やはり紙媒体の単行本にはないメリットがあるから。
これまで紙の本に慣れている方も電子書籍に興味が湧いてくるかも!
電子書籍のメリット
漫画を電子書籍で読む場合、
電子書籍のメリット!スマホやタブレットがあればOK
スマホやタブレットがあればアプリをタップして読みたい漫画を選択するだけ。
例えば外出中の待ち合わせやちょっとした休憩の時に、サクッと読むことができ手軽に時間をつぶすことができます。
もちろんリビングでくつろいでいるとき漫画を読みたくなったら、わざわざ部屋に漫画を取りに行く必要はなくその場で読むことができるのも電子書籍の強みと言えますね。
電子書籍のメリット!どこでも漫画を購入できすぐに読める
さきほど同様に電子書籍は読みたくなったら、自宅や外出先などどこにいても漫画を購入することが可能。
特に書店が閉店している夜中にふと新しい漫画を読みたくなった時、電子書籍なら時間も問わず入手することができてとっても便利です。
電子書籍のメリット!読み放題などコスパがいい
電子書籍は1冊ずつ購入することも可能ですが、月額プランで読み放題などお得に読むことができます。
特にたくさんの漫画を読みたい方には断然おすすめのメリットです。
詳しい内容は後ほど説明します。
電子書籍のメリット!部屋のスペースを圧迫せずかさばらない
電子書籍が好まれるもう一つの理由が、どんなに狭い部屋でも大量の漫画を所有することができること。
いくら漫画が好きでお金があったとしても、整理整頓が大変になったり生活スペースを圧迫するようになってしまうとやっぱりちょっとしたストレスにもなりますよね。
また本棚や収納ケースを購入して整理される方が多いと思いますが、そもそもそれ自体もかさばってしまいます。
電子書籍はそんなストレスから解放されることで選ばれることも多いんです。
電子書籍のメリット!マイナー作品でも在庫を気にする必要がない
漫画を書店で購入する場合マイナーな作品などは特に在庫が気になるところですが、電子書籍ならそんな心配は無用。
漫画は紙媒体の単行本と違い在庫という概念がないため、作品が存在する限り購入可能です。
旧作を読みたい時は断然電子書籍がおすすめ!
電子書籍のメリット!無料の試し読みができる
書店ではシュリンク済み(ビニール包装)の漫画ばかりで、立ち読みできる本屋は少なくなってきました。
もちろん立ち読み用の無料サンプル本もありますが、いつまでもあるわけではありません。
電子書籍の無料の試し読みはページは限られていますが、自分の目で漫画の雰囲気などを知ることができるのでとても助かるシステムですね。
電子書籍のメリット!新しいジャンルの漫画にも出会える
電子書籍に限らず音楽や動画でおすすめに上がってきた作品が気になることありませんか?
このようなサブスク系のサービスは、ちょっとした感動を覚えることができるのもうれしいメリット。
なんとなく食わず嫌いになっていたり、そもそも眼中になかった作品の思わぬ面白さや刺激が体験できるのも電子書籍の魅力です。
電子書籍のメリット!漫画の劣化を気にせず保管がしやすい
紙媒体の単行本などでは長期保管をしているとだんだん紙の劣化や色あせなどが出てきます。
電子書籍はデジタル媒体なので、スマホやタブレットがあればそれで充分。
電子書籍のメリット!周囲に何を読んでいるのかバレにくい
漫画には少女漫画や青年漫画などたくさんのジャンルがあります。
だけどジャンルによっては知られたくないこともありますよね。
例えば鬼滅の刃や呪術廻戦など誰もが知る人気漫画を読んでいる分にはあまり気にならないのですが、BL漫画や刺激の強い描写の漫画などは一人でこっそり読みたいもの。
そんな場合、スマホの中に入っている電子書籍であれば、何を保管し何を読んでいるのかは他の人には分かりません。
もちろんそんな作品を読むことに罪の意識を感じる必要はありませんが、恥ずかしくてなんとなく抵抗がある方も気軽に読むことができるのは電子書籍のひそかで大きなメリットです。
電子書籍のデメリット
これまで電子書籍のメリットを余すことなくご紹介してきましたが、デメリットももちろんあります。
電子書籍がいいのは確かですが、ここは冷静に客観的なデメリットもご紹介します。
対策可能な項目については、その対策も一緒にご紹介します。
電子書籍のデメリット!目が疲れる
電子書籍のデメリットとして、スマホやタブレットの画面を長時間見ることによる目の疲れがあります。
ブルーライトや度の合わない眼鏡などの使用が主な原因になります。
対策
- 疲れ目に効果的な点眼薬の使用
- 自分の視力に合った眼鏡やコンタクトを使用
- 画面の照度を下げる
- 画面にブルーライトカットできるフィルムを貼る
- ブルーライトカットできるレンズの眼鏡を使用
など
電子書籍はタブレットやスマホなど端末が必要
電子書籍の利用にはタブレットやスマホが不可欠です。
外出先にスマホなどを忘れてしまった時や紛失するなど、手元にない場合は漫画を読むことはできません。
また端末が必要であることから、好きな漫画を部屋に飾ることも難しいところはありますね。
電子書籍は充電切れの端末では読めない
スマホやタブレットなど端末の充電が切れてしまうと、当然電子書籍を読むことはできません。
対策
- こまめに充電状況を確認する
- 外出時にはUSBケーブルや充電器を持参する
- 万が一の時のためにポータブル電源を用意しておく
電子書籍のデメリット!端末の容量を圧迫する
電子書籍はスマホやタブレットなどの端末が必要ですが、同時に端末の十分な要領が必要です。
一般的に漫画1冊の容量は40~150MBで、10~25冊で1GBになるので、余裕を持った容量があるといいですね。
対策
- 写真など不要なデータやアプリは削除し空き容量を増やす
- データをパソコンなどに移動させ空き容量を増やす
- 容量の大きい端末を使用する
など
電子書籍は新刊の配信が遅い
漫画はまず紙媒体の単行本で販売されます。
この時電子書籍も同時に販売されると、用意されていたコミック本が大量に余ってしまいます。
現在の書籍の販売システムであったり、紙媒体のコミック本を求めるユーザーも一定数いらっしゃるため仕方がない側面も。
こればかりは対策のしようがないので、配信までは少し辛抱ですね。
大体新刊のコミック本が発売されて1ヶ月ほどで配信されるようです。
電子書籍は漫画の貸し借りや売却ができない
紙媒体の単行本漫画と違い、電子書籍は契約したスマホやタブレットでのみ読むことができるシステム。
他の端末に同じIDを入力すれば他者でも読むことは可能ですが、そもそも規約違反行為なので自分のみで楽しむようにしましょう。
電子書籍は紙の質感を味わえない
紙媒体の単行本の良さの一つである「紙の質感」を感じること。
紙を1枚1枚めくりながら漫画を読むことに楽しさを感じている方にとって電子書籍は味気ないものかもしれませんね。
本の厚みや存在感を感じられるのは紙媒体の単行本。
電子書籍は端末にコンパクトに収まる代わりに、一見漫画を大量に所有していることが分かりません。
物をたくさん置いておくことで落ち着く、本が目に見える形で存在していることに意義があるという方には電子書籍はおすすめではないかもしれません。
電子書籍サイトが閉鎖される可能性がある
業績不振による倒産や組織のスリム化などの理由により、電子書籍の配信サイトが閉鎖されることも。
サイト内の漫画の出版元が配信停止した場合はポイントでの還元や購入分の漫画は引き続き読むことができるよう対処されるようですが、サイトそのものが閉鎖してしまうとての打ちようがありません。
紙媒体の単行本と電子書籍の使い分け方法
当然のことながら紙媒体の単行本と電子書籍ではそれぞれメリットとデメリットがあります。
なのでどっちがいいということではなく、それぞれのメリットを生かした使い方がキモなんですよね。
漫画をどんな読み方、楽しみ方にするかによって使い分けていくといいということです。
セリフを細かく読み込みたい漫画やお気に入りのイラストが表紙の漫画などは紙媒体の単行本がおすすめ。
反対に書店ではあまり販売されていない漫画や人に知られたくない漫画を読みたい方は断然電子書籍がおすすめです。
おすすめの電子書籍はコミックシーモア!
コミックシーモアをおすすめする理由はこちら
まとめ
紙媒体の単行本と電子書籍はそれぞれメリットとデメリットがあり、一つを選ぶ楽しみ方だけではなく上手に使い分けて読むのもおすすめです。
電子書籍はユーザーも慣れてきていることもあり、年々登録者数が増え続けている今どきの漫画の楽しみ方!
もし興味があったら参考にしてみてくださいね!
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