宮島は、桜や紅葉など季節によっていろいろな雰囲気を楽しめる広島の一大観光名所です。
宮島は島であることから、フェリーに乗って往来することが一般的です。
観光する場合ほとんどの方は広島市内から行き来されるかと思いますが、そんな時に便利なのが世界遺産航路。
広島と宮島を直接結ぶこの船は、海からみた瀬戸内海沿岸景色を楽しみながら、観光の時短にもなり、無駄なく広島観光を満喫できます。
今回宮島から広島に戻るときに利用した「ひろしま世界遺産航路」と「電車」の所要時間の比較や、感想をご紹介します。
広島駅から宮島までのアクセス
広島から宮島までの代表的な公共交通機関を利用したアクセスは、
- 電車+フェリー
- 路面電車+フェリー
あと、観光目的で利用する
- 世界遺産航路
があります。
ひろしま世界遺産航路が便利な理由
ひろしま世界遺産航路が便利な理由は、圧倒的に時間短縮できることです。
通常のアクセス以外で考慮する必要のある時間は
- 電車とフェリーの乗り継ぎ時間
- 広島中心部⇔広島駅(中心部観光から宮島へ行く場合)
ひろしま世界遺産航路は乗り継ぎをすっ飛ばし、一直線で広島中心部と宮島を結んでくれます。
ひろしま世界遺産航路の予約などの記事はこちら
ひろしま世界遺産航路の所要時間
ひろしま世界遺産航路の乗り場はそれぞれ
- 広島市内:原爆ドームの南側にある元安橋のたもとにあるもとやす桟橋
- 宮島:フェリーターミナルの東側にある宮島3号桟橋
ひろしま世界遺産航路はもとやす桟橋⇔宮島3号桟橋を45分で結びます。
思ったより時間がかかると思われませんか?
世界遺産航路は海は高速運行ですが、川での速度は自転車程度になります。
それでは、他の移動手段はどうでしょうか。
電車や路面電車を利用したときの所要時間
広島駅⇔宮島口⇔宮島
広島駅⇔広島市内中心部の所要時間です。
広島駅⇔宮島口⇔宮島
45分と言えば世界遺産航路と同じ所要時間ですが、こちらは電車の待ち時間などはなく、あくまで電車とフェリーの乗車時間のみになります。
広島駅⇔宮島口駅
- JR山陽本線 広島駅⇔宮島口駅 30分
- 広電(路面電車) 広島駅⇔広電宮島口駅 75分
宮島口駅⇔宮島
宮島を海上から見ることができるJRフェリーと、宮島口駅と宮島を直線で結んでくれる松大汽船
- 宮島口駅⇔宮島 フェリー10分+徒歩5分
広島駅⇔広島市内中心部
広島駅は平和記念公園や原爆ドームなどの観光地が集まる広島中心部からも少し離れています。
広島駅⇔広島市内中心部(原爆ドーム)
- 路面電車 15~20分
- 徒歩 30分
- バス 10分
ちなみにバスはおすすめしません。
広島は地下鉄がないから、地上はバス会社で溢れかえっていて、地元民でも普段使いしていないと乗り間違えるほどややこしいのです。
広島市内中心部から宮島への所要時間
なので、広島市内中心部から宮島への所要時間は細かな電車の待ち時間などを入れると、1時間30分以上は考慮しておく必要があります。
これ片道の時間なので、往復だと1時間以上の短縮になります。
余った時間で、広島名物のお好み焼き(広島風とは言いません)はいかがですか?
ひろしま世界遺産航路の口コミ
ひろしま世界遺産航路の口コミを見ていても、皆さん一様に便利さと景色のよさを書かれています。
休憩がてら乗船という使い方もあり「なるほど」と。
金額が高いという点も、メリットと比較して納得されている方が多かったように見受けられます。
数は少ないですが、良くないという口コミでは
「シートが硬い」
「エンジン音が大きい」
「高い」
というのがちらほらと。
言われてみれば、確かにそうでした。
シートをせめて電車くらいの柔らかさにしたら、もっと乗り心地が良くなるかもしれませんね。
全体的にみて効率のよい時間の使い方ができる点などでおおむね高評価でしたので、口コミも参考にしてみるのもいいと思います。
まとめ
宮島は世界遺産に登録されているので、日本だけでなく世界中の観光客が小さな島を渡ります。
また宮島へ行くためには電車やフェリーを乗り継ぐのですが、時間的にかなり負担があります。
時間をかけてゆっくり行くのもいいですが、時間に余裕がない方や人混みが苦手な方は、スムーズな移動ができる世界遺産航路がおすすめです。
値段は少々お高いですが、道中もすべて観光しながら一気に広島と宮島を行き来したいときはぜひ利用してみてください。
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