台北には見どころ満載の観光地がコンパクトにまとまっている分、歩く距離も長くなって足の疲れが溜まっちゃいますよね。
でも台北旅行はそんな疲れを癒してくれるマッサージをリーズナブルに体験できます。
そこで、台北駅周辺でいろいろ試してみました。
台湾の足つぼマッサージの痛みはそれぞれ
マイル子は2度の台北旅行で3回足つぼマッサージを利用しました。
お店によっていろいろ特徴がありますが、どれもそれぞれ旅の疲れを癒してくれます。
どこも予約せずに入れましたよ!
台北足裏養生館
本場の足つぼマッサージを初体験しました。
はじめに足湯に足を浸けるところから始まります。
ほっこりしながら10分経過。
油断していましたが、この後なかなか地味に壮絶な時間を迎えることになります。
マイル子の担当は50代くらいの細いおばちゃんでしたが、ツボをしっかり押さえてくれて結構痛かったです。
「痛い?」と聞いてくださるんですが、せっかくの本場体験なので、あえて悶絶しようと思い「ノー、大丈夫」と完全におばちゃんにおまかせ。
するとさらに痛みがランクアップ!
もう超絶痛かったのが、意外に足の裏ではなく足の甲。
比較的肉が薄くて骨への刺激もあるのだと思いますが、それ以上に疲労物質が溜まっていたのでしょう。
声を出すほどではありませんが、スマホを見ていても内容が頭に入ってきません。
片足終わっても、もう片方あるのでもうしばらくの辛抱。
でも終わったあとは、もちろんスッキリです!
台北足裏養生館
住所:台北市懷寧街16号
営業時間:8時30分~深夜2時
定休日:年中無休
足裏+ふくらはぎ 30分 399元
足強足體養生館(重慶店)
2度目の台湾旅行で利用しました。
足つぼマッサージはすでに体験済みなので、全身マッサージに挑戦。
今回は50代くらいのおじさんでした。
強めのマッサージが好きなので、おじさんに期待していました。
前回より足の疲れはひどかったので、心の中で「ぜひ力強いマッサージをお願いします!」とワクワクと覚悟していたのですが、なんか「あれ?」っという感じ。
期待値が高かったのかな、と思ったら、どうもおじさんマイル子の表情を観察しながら施術していたみたいでした。
おじさんが力を込めたとき、マイル子は一瞬ですが苦悶の表情をしたんです。
それを見てからはおじさんのマッサージがソフトになってしまい。
もう少し強くても良かったのですが、これはこれで気持ちいいマッサージでした。
お兄さんを眺める2匹の犬。
次に2階へ上がり全身マッサージへ。
アクロバットのような関節技を繰り広げられ、体中に刺激を与えられるマッサージでした。
背中を押されたか踏まれたか(多分踏まれた)しましたが、背筋が伸びるようにじわじわ効いてきます。
背中って手が届かないところなので、とても気持ちいいです。
私の全身マッサージが終了したあとはおじさんもクタクタになっていて「カタイヨ、カタイヨ~」って。
プロの黄金の手が疲れるほど頑張っていただいたおかげで、体がフッと楽になりました。
やっぱり台湾ってすごい!
足強足體養生館(重慶店)
住所:台北市中正区重慶南路1号9号
営業時間:8時30分~深夜3時
定休日:年中無休(旧正月1日のみ休み)
足裏+全身マッサージ+足湯 130分 1500元(ホテルの割引チケットを使い10%引き)
台北駅地下街の盲人マッサージ
ひとまず最初に言っておくと、マッサージの神髄です。
台北市内あちこち歩き回ってもう足が疲れてしまっていた時、黄色とオレンジが目立つ店先が目に飛び込んできました。
それは台北地下街の盲人マッサージ。
ちょうど休憩したいと思っていたところに、ガイドのおばちゃんが声をかけてくれたので立ち寄ることに。
ガイドのおばちゃんがマッサージ師さんのところへ誘導してくれてスタンバイ。
そして、おじちゃんがそのまま無言でタイマーを押してマッサージを始められます。
のっけから、よくテレビで見るリアクションをしそうに。
あれって出演者さんがテレビを面白くするために頑張ってのたうち回っているのだと思いましたが、どうも真実のようです。
足の裏をグッと押さえられただけでエビ反りになりました。
盲人マッサージのすごいところと言うか、マイル子的に気に入ったのが、マッサージ師さんは相手の表情が見えず触った感覚だけでお客さんのコリを治そうとしてくれているので、もう手加減なんかありません。
もちろんもう少し優しくするよう中国語でそれを伝えたり、ガイドのおばちゃんにお願いしたりすればいいだけなのですが、マイル子はこの伝えにくい状況にあえて身を委ねることにしました。
もうマッサージ師さんに遠慮することはありません。
「クーッ」「ウォーッ」「ギャーッ」など声を飲み込み、いろんな顔をして乗り切ることができました。
でも、やっぱりすごい。
本当に楽になりました。
店名は分からないのですが、台北地下街のコーナーとか広場ではなく通りに面したテナントです。
30分 300元
ちょっと思ったこと
いろいろなマッサージ店へ行って思ったことがあります。
痛いか痛くないかはコミュニケーションで解決
マッサージ店を選んでいると、どのお店がいいか迷っちゃいますよね。
値段、場所、雰囲気などはそれぞれ調べれば大体分かるのですが、マッサージの程度は行う方も受ける方も個人差があってなかなか分かりにくいものがあります。
マイル子は3か所のマッサージ店を利用しましたが、どのマッサージ師さんもどの程度の強さがいいかが分かればそのようにやってくださるのではないか、と思いました。
言葉が難しかったら、単語を書いたメモを渡したり、翻訳アプリを駆使してちょっとしたコミュニケーションを取りながらマッサージを受けるのもいいかもしれません。
店員さんの私語は標準仕様
そんなにたくさん海外旅行へ行ったことはないのですが、いくつか行くと、お店の店員さんやもっと言えば銀行員さんまでもがとてもマイペースなんだな、と思いました。
いろいろ調べていると、マッサージ店の店員さんが私語をしながらマッサージをするというのはよくあることみたいですね。
記事のお店も私語がなかったわけではありませんが、マッサージ自体は真剣にしてくださり、お客さんのことを考えている様子が伺えました。
台湾の人は店先でご飯を食べながら商売をされている光景をよく見たのですが、「なんかこういうのもいいなぁ」とちょっぴりうらやましくなったマイル子。
マッサージ屋さんで異国のラフさをこんなところでも味わえるのも楽しかったし、のんびりした空気にも癒されました。
まとめ
台湾のマッサージは安くて朝から深夜まで空いているお店が多くてとても利用しやすいです。
本場のマッサージはどれも本格的で、マッサージが終わった後はとても体や足が軽くなり癒されます。
どこのマッサージを受けようか迷われている方は、まずホテル近くの入りやすそうなマッサージ店を訪れて試してみるのもいいかもしれません。
終わった後ホテルに帰りシャワーを浴びてベッドに入ったら、翌朝はスッキリ目覚められますよ!
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