冬の寒いウラジオストクを観光するとき、防寒対策が気になりませんか?
そう、半端なく寒いんです。
だから、-10℃を下回ることも多い冬のウラジオストクの観光を楽しむためには、やっぱり万全の準備をしたいですよね。
そこで冬の服装や靴、街歩きのコツなどをご紹介します。
ウラジオストクの気候
ウラジオストクの気候は「亜寒帯冬季少雨気候」と呼ばれ、夏は比較的高温、冬は極寒冷の大陸性気候。
夏は降水量がありますがが冬は降水量(積雪)がきわめて少ない、という特徴があります。
1月にウラジオストクを訪れたときは、晴天で気温-8~13℃。ウラジオストク空港付近は-20℃近くになります。
時々雪が降が降ることもあり、その時は吹雪きで一気に雪化粧になるようです。
冬のウラジオストク観光の服装
寒いとはいえ、-10℃以下とか全く見当がつかないですよね。
実際衣服で覆われていないところは、あっという間に感覚がなくなります。
なので冬のウラジオストクは、やりすぎくらいの厚着がちょうどいいと思います。
ダウンジャケット
もう絶対といっていいでしょう。しかもフード付き!
できればモコモコした分厚いダウンをおすすめします。
動きにくいといったデメリットもありますが、そんなこと言ってられません。
それくらい寒いんですよ~。
ただ、ウラジオストクに着いて思ったのは、ウラジオストクの人の服装はそこまでモコモコ、ゴロゴロしていないな、と。
むしろ日本の冬の光景とよく似ている印象でした。
きっと寒さに慣れているんでしょうね。
ニット
インナーであると安心なニット。
ダウンジャケットの厚さによってニットの厚さを変えてもいいと思います。
ちなみにマイル子が選んだダウンジャケットだと薄手ニットまでで、なくても暖かかったです。
なので着て行くダウンジャケットによってニットを選んだらいいかな、と思います。
首まで覆うタートルネックのニットがあるとより暖かいです。
インナー
インナーはヒートテック、しかも2枚重ね。
ただし室内はとても温かいので、観光でたくさん歩いた後お店などに入ると、汗だくになることもありました。
高価ですが、できれば冬用の登山用インナーが理想ですね。
ボトムス
裏起毛の温かいパンツだと心強いです。
ウラジオストクの若い人はジーンズをはいているのをちょくちょく見かけたので、寒さに自信のある方はチャレンジしてみてください・・・。
ちなみにマイル子は無理です。
でも、タイツやインナーパンツは必須です。
帽子、手袋、靴下、マフラー
日本ではアクセサリー感覚で使うものも、冬のウラジオストクではちゃんと防寒具として役割を果たしてくれます。
帽子
絶対おすすめなのが、耳が隠れる帽子。
イヤーマフでもいいと思いますが、お店を出入りするとき着けたり外したりが面倒だし、帽子もかぶると邪魔になるので、マイル子は耳が隠れる帽子推し。
でも本当の推しはフェイスマスク!
ただこれをかぶっている人は一人も見かけませんでしたが…。
見た目が気になるかもしれませんが、寒い思いをするのは絶対嫌だったので。
寒さ対策にはばっちりでしたよ。マフラーも兼ねてます。
ウラジオストクの人は普通のニット帽が多かったです。
手袋
厚手のものをおすすめします。
マイル子はスノボ用の手袋を持って行きましたが、これでなんとか寒さを防御できた感じでした。
スマホで写真を撮るのに外していることも多かったですが、ずっと素手をダウンのポッケに入れて過ごすのはキツかったので、やっぱり手袋はあった方がいいと思います。
靴下
ブーツの保温性やつま先まであるタイツをはいているかどうかで違いますが、厚手の靴下がベター。
マフラー
刺すような冷たい空気なので、首元を保温しながら頬を覆うのも重要!
なのでマフラーもいいですね。
でもマイル子は、室内への出入りの時など結構邪魔になるんじゃないかな、と思い持っていくのをやめ、先ほどのフェイスマスクで代用しました。
口や頬も覆えるし、いらない時はフードのように頭部分を外せばネックウォーマーになるので、とても重宝しました。
靴
暖かくて滑りにくいスノーブーツがいいです。しかも足首をしっかり覆うことができるもの。
ムートンブーツも暖かいのですが、ソールのグリップ力がしっかりあるものを選ぶ必要があります。
ウラジオストクはやたらと道が凍結していて、凍結していなさそうなところでもくぼんだ所が凍っていることがあります。
そんな道に慣れていないので、何度もこけそうになりました。(というか、2度転びました)
あればスパイク付きがいいかも。
あると便利なもの
あって良かったなと思ったものですが、マイル子の中では必須アイテムになりそうです。
スマホストラップ
手袋をしているとスマホがスルッと落ちてしまうことがあります。
首から掛けてダウンジャケットの中に入れておけば、体温で温められ寒さでバッテリー落ちもしにくいです。
また、知らないところへ行くと、いろんなところに注意を払わなければなりません。
お財布を出したり、バッグのファスナーを閉めたり、景色をキョロキョロ見たりしていたら、スマホの管理が手薄になる可能性もあります。
ストラップに付けておけば、とっさに何かをしなければならない時も首からぶら下がっているので、落としたりなくしたりする心配もありません。
カイロ
体がいくら暖かくても、つま先のジンジンが出てくると、観光もツライものになってしまう可能性があります。
そんなときは、ブーツの靴底とダウンのポケットに入れると温かくて苦痛が和らぎます。
冷え性の方は体に貼るのもいいですが、室内の出入りがある場合は暑くなるので、暑がりの方は体は避けたほうがいいかもです。
また、マイル子はスマホにも小さなカイロを貼ってました。
寒い中スマホで写真をたくさん撮っていると、電池切れが早くなるので、カイロも貼って使わない時はダウンの中で温めていました。
数年前、同じ1月に韓国へ行った時は使わなかったので、とりあえず持って行ったといった感じでしたが、ウラジオストクでは重宝しました。
寒さを忘れる歩き方
冬の観光で重要なのは「寒さを制す」ことです。
防寒対策以外に大切なのは・・・ズバリ!じっとせずとにかく足を動かすこと!
「なんだそんなこと。」
そう、いたってシンプルですが、本当にそうなんです。
体は温かくても、つま先はこれしかないです。
カイロも入れていましたが、じっと立ち止まるとやっぱり保温力が減退。
立ち止まるのは短時間で。
まとめ
冬のウラジオストクの防寒対策はいかがでしたか?
冬は晴れの日が多いですし、冬ならではの景色がふんだんに楽しめます。
冬のウラジオストクに興味ある方はもちろんのこと、「そこまでして寒いところへ行くのは・・・」という方にも、しっかり寒さ対策をして冬のウラジオストクを試していただきたい!
寒いけど寒くない旅行の参考にしていただけたらうれしいです!
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