ロシアにも水餃子があるんですね。
餃子って酢醤油で食べるものだと思っていたので、ロシアでどうやって食べるのか興味深々。
ウラジオストクで食べたアジアの響きがあるこの「ペリメニ」、漬けダレは酢醤油ではなくサワークリームをつけて食べるようです。
そして豪快な中身もロシアっぽい。
後で知ったのですが、日常的に食べる餃子は食べる直前に作るイメージですが、ペリメニは冷凍するのが一般的のようです。
ペリメニは冷凍が当たり前?
ロシアの冬はかなり厳しいものになり、素材を集めるのも一苦労します。
そのため一度にたくさんのペリメニを作り、極寒の外気で冷凍し保存食にするそうです。
ロシアの寒さなら、家庭用冷凍庫より急速冷凍できそうですね。
日本でも通販や一部のスーパーで冷凍ペリメニを売っているようで、ロシアの味を思い出したくなったらいつでも食べられます。
通販でも12個入り800円くらいで販売されていました。
凍ったペリメニを浮いてくるまで茹でるだけなので、調理も簡単です。
「ペリメニ」というロシアの水餃子
ころんとしたかわいい包み方でサワークリームをつけて食べるロシアの水餃子「ペリメニ」。
ウラジオストクで食べたペリメニは、
- 大きさはひとくちサイズ
- 中身のお肉が「The お肉」といっていいくらいゴロゴロ入っている
- お肉のミンチが粗みじんというか、むしろ小さなブロック肉を包んでいるといった食感
- ほんのわずかにラム肉っぽい
- 何もつけずに食べたときは、シンプルな塩コショウのさっぱりした味
- 皮は厚めでモチモチ
といった感じ。
餃子のようでもあるし、小麦粉を楽しむ麺の扱いのようでもあるし、なかなか面白い一品だと思いました。
おばあちゃんの牛肉のペリメニ 290ルーブル(約530円)
食べることに夢中で断面を撮るのを忘れました。。。
一緒に頼んだボルシチについていたサワークリームをつけて食べると硬派な体育会系のガツンとした主張がホワッと和らぐとでも言いましょうか。
くどいうんちく風になりましたが、分かりやすくいうと早い話「マイルド」になるってことです。
餃子にサワークリームって全く想像できませんでしたが、コクも出て、これいいですよ。
ハンバーグにチーズをのせるのと同じで、「お肉と乳製品」と考えたらおかしくないですよね。
お腹に負担がかかりそうな感じでしたが、案外さっぱりと食べられます。
今回食べたペリメニの具材は牛肉だったと思うのですが、ほかにもエビやキノコなどいろんな味を楽しめます。
ウラジオストクで食べるなら「ローシキ・プローシキ」
ローシキ・プローシキがあるのは、ウラジオストクの中心部の噴水通りの1本南側の通りのスヴェトランスカヤ通り。
ミントグリーンの階段を下りた地下にあります。
初めてのウラジオストク旅で初めてのロシア料理は、異国感を感じながらも落ち着ける素敵なお店でした。
壁一面にペリメニを作る道具を飾られ、ロシアの民家をイメージしているかのような温かい雰囲気もいい感じです。
単語を並べる程度の会話でしたが一生懸命理解しようとしてくださる店員さんはとてもフレンドリーで、上品でポップな接客も好印象。
会計は店員さんに声をかけると、イラスト入りのこれまたポップなレシートを渡されました。
翻訳アプリ使うまでもなくおっしゃりたいことは十分すぎるほど理解できたのですが、旅慣れないマイル子はすぐにチップの計算もできずそのまま会計を済ませてしまいました。
次回はちゃんとチップをお渡ししたいと思います!
営業時間:月~金曜日 9時~24時
土・日曜日 10時~24時
まとめ
保存食でもあるロシアの水餃子「ペリメニ」。
中身は野菜もありますが、餃子でもあり、肉まんを彷彿させるほどお肉の存在を感じました。
ペリメニを食べたくなったらウラジオストク、いや海外旅行初心者でも利用しやすいお店「ローシキ・プローシキ」を訪れてはいかがでしょうか。
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