広島の宮島へのアクセスは電車とフェリーが一般的ですが、乗り継ぎなどが必要で意外に時間がかかります。
しかしひろしま世界遺産航路は、穏やかな瀬戸内海で広島と宮島を一直線に結ぶ便利な観光客船です。
こちらでは、広島地元民が観光客になり切ってひろしま世界遺産航路を利用した方法や予約・料金・乗り場情報をご紹介します。
ひろしま世界遺産航路は予約がなくても乗船可能?
ひろしま世界遺産航路の利用は当日券もあることはあるのですが、週末や時期によっては満席だったり、空席があっても希望の便ではないこともあります。
予約が断然おすすめ
空席があれば当日券もありますが、観光客の多い週末は利用客が多いようです。
また、平日でも団体旅行の観光客のみなさんが予約して乗船されることもあるので、世界遺産航路を利用する予定の方は予約しておくことをおすすめします。
ただし乗船前日までで、当日はチケット売り場での購入になり、予約は電話かWEBで行うことができます。
予約~乗船までの流れは以下のとおりです。
乗船前日までに
世界遺産航路の運航時間は8時30分~17時10分までの約30分おきとなっています。
- 運航表で、乗船予定日の欠航や満席情報を確認
- 名前、携帯電話番号、乗船日時と便、乗船人数を伝える(WEB申し込みは入力)
乗船当日
- 15分前までに桟橋へ行って、係員へ名前を伝える
- チケットを購入したら、予約した便の整理券と交換してもらう
- 整理券と引き換えに乗船
乗り場情報
広島市内は原爆ドーム付近にある元安橋の下、宮島はフェリーターミナルをもう少し東側へ行った宮島3号桟橋。
ひろしま世界遺産航路を利用するメリットとデメリット
ひろしま世界遺産航路を利用するメリットは2つあります。
観光の時間短縮
広島市内から宮島までは、電車やフェリーを利用するため、乗り継ぎも含め1時間以上を要します。
ひろしま世界遺産航路は乗り継ぎ不要のため45分で桟橋を結びます。
瀬戸内海の景色を満喫できる
電車からとはまた違った海からの風景は、地元民でもなかなか眺めることはありません。
そして元安川を通るときはゆっくり優雅に進むため、デッキに出て景色を眺めることができます。
何度も見た原爆ドームも、船から見上げると初めての景色のようで新鮮です。
デメリットは運賃が高いこと
やはり便利で景色を満喫できることもあり、電車420円+フェリー180円に比べると少々お高めです。
ひろしま世界遺産航路の運賃
片道:大人 2,200円 小人 1,100円
往復:大人 4,000円 小人 2,000円 (往復チケットは2日間有効)
小学生未満の幼児1名:大人1名につき無料
障がい者割引(第1種のみ)あり
往復で購入すると400円お得ですね!
世界遺産航路にクーポン?
世界遺産航路を検索したら、「クーポン」というワードが出てきます。
てっきり世界遺産航路に乗船するための割引クーポンがあるのかと思い調べたのですが、見当たりません。
世界遺産航路を利用した後、その周辺で美味しいご飯を食べたりするためであろう、お店の情報が出てくるだけ。
世界遺産航路って一人ならなんとか頑張って払える金額ですが、ファミリーで行くとなると、まぁまぁな金額になります。
思うに、少しでも金額を抑える方法を検索されている方が多い結果かと。
便利さや珍しい海上からの景色など観光要素が入った金額だと思うと、どうしても高くなるのは仕方なありませんね。
次に乗船するときのためにしっかりお金を貯めておきます。
まとめ
宮島観光に便利で行き来だけでも立派な観光ができる「ひろしま世界遺産航路」は、当日券も発行されていますが、予約が優先です。
観光シーズンは人気も高く、スムーズな観光にするためには予約をしておくと、観光の予定も立てやすく確実に乗船できます。
少々お値段は高いところもありますが、時間と景色を買うと思えばお安いのではないでしょうか。
広島・宮島を隅々楽しむことのできる「世界遺産航路」は、観光客だけでなく、地元民にも一度は乗船していただきたほどおすすめです。
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