冬と言えばイルミネーション!空気が澄んでいることと、日没の早さから、冬はイルミネーションにピッタリなのだそう。
冬なだけにイルミネーションを見に行くと寒いんですよね~。
あったかいこたつの中でイルミネーションを楽しみたい!
そんな欲張りなあなた。
大丈夫です!
寒さ対策を万全にすれば、こたつを持参しなくても体も心もポカポカです。
というわけで、冬のイルミネーションの寒さ対策と楽しみ方をご紹介します!
冬の気温
東京や大阪、広島は11月上旬なら20℃前後の暖かい気温になることもありますが、夜はだいたい10度前後、下旬には10度以下になることが多くなります。
それより北になるともっと気温は下がります。
11月なら暖かい素材であれば厚手のコートでも十分ですが、12月から2月はやはり鉄壁の防寒をしたいものです。
月別の平均気温
2019年の月別の平均気温。
イルミネーションが開催されることが多い11月~2月を出してみました。
11月 | 12月 | 1月 | 2月 | |
札幌 | 3.9 | -0.8 | -2.3 | -2.1 |
仙台 | 10.0 | 5.4 | 4.0 | 4.4 |
東京 | 13.1 | 8.5 | 7.1 | 8.3 |
名古屋 | 13.4 | 8.8 | 7.6 | 7.1 |
金沢 | 12.1 | 8.3 | 6.7 | 6.3 |
大阪 | 14.2 | 9.5 | 8.6 | 8.0 |
広島 | 13.5 | 8.6 | 8.1 | 7.8 |
福岡 | 14.9 | 10.3 | 9.5 | 9.7 |
2019年はおおむね暖冬だったため、やや気温が高い傾向にありました。
夜間はもう少し寒いですが、イルミネーションが盛り上がる12月の夜は全国的に10度を下回るかも。
冬のイルミネーションの寒さ対策・服装
冬のイルミネーションはとてもきれいですが、寒さ対策なしではゆっくり楽しめないですよね。
地域にもよりますが北海道などの北国では、衣服で覆われていないところはあっという間に感覚がなくなります。
せっかくのイルミネーションなので、外は寒くてもポカポカするコーディネートで楽しみたいですね。
コートやダウンジャケット
イルミネーションは夕方から夜にかけて点灯されます。
なので日中暖かくても油断は禁物。
気温に合わせてコートやダウンジャケットを使い分けてみてください。
だいたいの目安は
- 10度前後・・・コートやジャケット、ダウンベスト
- 10度以下・・・厚手のコート、インナーダウン
- 5度以下・・・ダウンジャケット
寒がりの方は、10度以下になったらダウンジャケットを考慮しても大げさではないと思います。
ニット
あると安心なニットですが、ニットは自分の熱を利用して暖かくなります。
気になる素材ですが、
1位:カシミヤ
2位:ウール
3位:絹・麻
4位:綿
の順で体を温めます。
セーターやニットワンピースなど気温に合わせてコーディネートしてみてはいかがでしょう。
ボトムス
冬の夜は底冷えもツライですよね。
普通の冬物パンツでも歩いていれば徐々に暖かくなると思いますが、立ち止まってイルミネーションを眺めていると、夜のイルミネーションは外で楽しむことが多いので、足の冷えもハンパないです。
最近は暖かい素材のパンツも販売されていて、裏起毛のパンツは心強いです。
ジーンズなどではインナーパンツの着用がマストかも。
帽子、手袋、靴下、マフラーなど
服だけでは覆えない体の各パーツを温めるために外せない防寒対策アイテム。
普段アクセサリー感覚で使うこともあるアイテムも、冬の夜は本当に「持って来てよかった~!」となります。
帽子・イヤーマフ
耳って冷たい風を受けると痛くなってきますよね。
なぜかというと、耳を通っている血管は細く血流量が少ないことで冷えやすいから。
そして冷え切ってしまうと血行障害から組織がダメージを起こします。それを修復するために血流量を増やし発痛物質を出すことで痛みを感じるのだそう。
また、こめかみの皮膚のすぐ下にも動脈が通っているので、こめかみあたりを冷やすと体まで冷えてしまいます。
なので、帽子やイヤーマフは保温アイテムとして実はとても重要なのです。
ニット帽は耳が隠れるタイプがおススメですが、ヘアスタイルが気になる方はイヤーマフでもいいでもいいと思います。
帽子が邪魔だったり嫌いだったりする場合は、フード付きのコートやダウンジャケットを利用するのもいいかも。
手袋
これは足にも言えることですが、人の体は手足は後回しにしてでも、頭や胴体に血液を送り込んで命を守ろうとします。
なので寒さにさらされると指先の細い血管が収縮して血液を流さないようにするので、すぐに指先が冷たくなります。
指先を温めるには体を温めるのが一番なのですが、寒い冬はそう簡単に体が温まるわけではないですよね。
スマホ操作やお買い物のとき以外はなるべく手を外気にさらさないよう手袋の着用をおすすめします。
手袋で指先の冷えを最小限にして思いっきりイルミネーションを楽しみましょう!
靴・靴下
手袋のところでお話ししたように、足の指先も同じ。
また足首まであるパンツと靴下を履いていても、すき間から入る冷たい空気によって足や体全体が冷えることになります。
とくに足は地面の冷えを一番強く感じるので、靴は足首を覆うブーツなど、靴下は厚手の靴下がベター。
マフラー・ストール
生活の知恵として、体の『首』がつく部位を温めると寒さを感じにくくなると言いますよね。
特に首は太い血管が通っているので、首を冷やすとダイレクトに体を冷やしてしまいます。
そこでマフラーの登場!
大きめのマフラーやストールを使うと、一緒に口元まで覆うことができて便利です。
また不織布のマスクは呼気の蒸気が冷えて逆に冷えることもあるので、湿気のこもらないマスクを使用した方が無難かも。
冬のイルミネーションの寒さ対策・あると便利な持ちもの
極寒でなければそんなに必要ないかもしれませんが、イルミネーション散策であって良かったなと思ったものをご紹介します。
寒さ対策に直接関係ないものもありますが、意外に使えるんです。
スマホストラップ
手袋を着用して写真を撮ったり検索したりしていると、スマホがスルッと落ちてしまうことがあります。
ジッと座っている時ならいいのですが、歩くことが多いとスマホを紛失してしまうことも。
そんな時、スマホを首や手首に掛けておくと何かと便利。
リング式など指を通すものでもいいと思いますが、指が冷たくなるこの季節。手袋もしたいときなんかはストラップが便利です。
またイルミネーションを眺めながら歩いていても、いろんなところに注意を払わなければなりません。
お財布を出したり、バッグのファスナーを閉めたり、景色をキョロキョロ見たりしていたら、スマホの管理が手薄になる可能性もあります。
ストラップに付けておけば、とっさに何かをしなければならない時も首からぶら下がっているので、落としたりなくしたりする心配もありません。
カイロ
特に足先ですが、夜のイルミネーション散策ではつま先の冷えが尋常ではないかもしれません。
街頭のちょっとしたイルミネーションなら不要かもしれませんが、大きな公園などで開催されるイルミネーションは、主に外で過ごすことになるので、つま先の保温も重要。
体がいくら暖かくても、つま先がジンジンしてくると、イルミネーションもツライものになってしまう可能性があります。
そんなときは、ブーツやスニーカーの靴底にカイロを入れると温かくて苦痛が和らぎます。
冷え性の方は体に貼るのもいいですが、室内の出入りがある場合は暑くなるので、暑がりの方は体は避けたほうがいいかもです。
また、寒さが厳しいとスマホのバッテリー切れが尋常ではないほど早くなります。
そんな時スマホにも小さなカイロを貼るとバッテリー落ちを防ぐことができます。
寒い冬のイルミネーションおすすめの楽しみ方
冬のイルミネーションと言えば「デート」「カップル」「告白」などキュンなものをイメージしますが、ここでいうマイル子の楽しみ方は、それらとはあまり関係ありません。
むしろおひとり様行動が好きなマイル子ならこんな風に遊ぶぞ!という楽しみ方です。
冬のイルミネーションで重要なのは「寒さを制す」ことです。
防寒対策以外に大切なのは・・・ズバリ!じっとせずとにかく足を動かすこと!
しかしイルミネーションの楽しみはキラキラした美しいイルミネーションを眺めるだけじゃもったいない。
防寒対策を万全にしたのなら、寒い冬のイベントを思いっきり満喫したいですよね。
そんな寒い冬のイルミネーションおすすめの楽しみ方をご紹介します。
あたたかいものを食べる・飲む
イルミネーション散策をしているとあまりにキレイなのでジッとして見入ってしまうことありますよね。
防寒着など防寒アイテムも大事ですが、冷えた体を温めるには体の中から温めてあげることも大事。
イルミネーション会場によっては屋台が出ているところもありますよね。
温かいうどんやそば、おでんやぜんざいなど、屋台巡りをして楽しく暖をとるのもイルミネーションの醍醐味です。
イルミネーションの写真撮影に没頭する
暗闇を明るく華やかに照らすイルミネーションは、寒さを忘れるほど見とれてしまいますよね。
しかし、そんなイルミネーション画像をきれいに残すために様々なアングルで撮ってはみるものの、意外にきれいに撮れないんですよね。
ところで写真撮影と言っていますが、こちらではiPhoneなどのスマホで簡単に撮る話。
そこでイルミネーションなど夜景をきれいに撮るコツをご紹介します!
手振れを防ぐ
指先でスマホの端を持つのではなく、スマホ本体を両手でがっつり握るように持ち、かるーくシャッターボタンをタッチ。スマホ用の三脚を使うのもいいですよ。
連写する
連写すると「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」の法則でプロ級の画像を生み出すことができるかも。
ただ連写中の音が目立つような場所では注意してくださいね。
連写方法は「スマホの撮影ボタンを長押し!」です。
HDR機能
HDRとはハイダイナミックレンジのことで、人の目で見た時のように、明るい場所も暗い場所もきれいに写してくれる機能。
こちらをオンにしておくことをおすすめします。
7以前:カメラアプリ画面上部の「HDR」をタップ→オンorオフ
HDRで撮影した写真は通常の写真より容量を圧迫するので、たくさん撮影される場合はその都度設定を変えた方がいいでしょう。
長時間露光
よくシルキーな水の流れや光の残像を表現した画像を見ますが、あれは「長時間露光」というテクニックで撮影されたものです。
このプロっぽい仕上がりもiPhoneであれば簡単に表現できちゃうんです。
Live Photosで撮影するときは、手振れしないようしっかりスマホをホールドするか三脚を使うときれいな仕上がりになります。
まとめ
クリスマスなど華やかな冬をイメージするイルミネーションは、少しくらい寒くても見ていたらなんだかホッとあたたかい気分になったりしますよね。
そんなイルミネーションを楽しむには暖かい服装やアイテムと、寒さを忘れる楽しみ方を駆使することも必要。
もちろん種子消毒やマスク着用はテッパンですね。
色んな楽しみ方があると思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
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