金沢の観光名所といえば兼六園ですが、朝の無料開放の時間てどんな感じか気になったことありませんか?
早朝からの訪問となると駐車場はどこが空いてるのか、とか季節によっては服装なんかも心配になりますよね。
また金沢らしい朝ごはんをいただくと、兼六園の朝散歩がとても華やかになります。
今回12月上旬に訪問した朝の兼六園をスムーズに楽しむ方法をご紹介します。
兼六園の無料開放とは
日本3名園のひとつ金沢の兼六園は、通常320円の入園料が必要ですが、なんと無料で入園できる方法がいくつかあります。
- 石川県民
兼六園の県民鑑賞の日の毎週土・日曜日
(現住所が石川県民であることを証明できるものが必要)
- 無料開放日
金沢城・兼六園ライトアップ開催時
金沢百万石まつりの3日間
12月31日から1月3日までの年末年始(大晦日から元旦にかけては夜間も開放されています)
観桜期の1週間(開花の時期によって毎年変わります)
8月14日から16日までのお盆の期間
11月3日の文化の日
- 早朝
3月1日~3月31日:5:00~通常開園の15分前まで
4月1日~8月31日:4:00~通常開園の15分前まで
9月1日~10月31日:5:00~通常開園の15分前まで
11月1日~2月末日:6:00~通常開園の15分前まで
ちなみに通常開園は
3月1日~10月15日:7:00~18:00
10月16日~2月末日:8:00~17:00
10月半ばに訪問される方は、開園時間にも気を付けてくださいね。
早朝から開いている門に近い駐車場
早朝入園は蓮池(れんち)門口と随身(ずいしん)坂口のみの開門となりますが、おすすめは蓮池(れんち)門口です。
随身(ずいしん)坂口は高台にあるため、平地の料金所に比べるとかなり利用者数が少ないです。
蓮池(れんち)門口から近い駐車場
石川県営兼六駐車場
駐車料金は少々お高めですが、兼六園から近く便利な駐車場で、普通車は24時間出庫可能。
現在建て替え中で、2023年春までに全工事を完了させる予定のようです。
1時間以内:350円(超過30分毎:150円)
22時~翌8時:1泊1060円
高さ2.0m以下(1Fのみ2.5m以下)、長さ: 4.8m以下、幅: 2.2m、
三井のリパーク 金沢兼六園下
兼六駐車場の少し向こう側になりますが、料金もお安めです。
【料金】
月~金:0時~24時 30分100円
土・日・祝:0時~24時 60分300円
【最大料金】
月~金:最大料金入庫後24時間以内700円
土日祝:最大料金入庫後24時間以内1000円
高さ2m、長さ5m、幅1.9m、重量2t
随身(ずいしん)坂口から近い駐車場
タイムズ金沢柿木畠
金沢21世紀美術館も近いです。
【料金】
月~金:駐車後24時間 最大料金1100円(60分 220円)
土・日・祝:駐車後24時間 最大料金1100円(30分 220円)
【車両制限】
高さ2.1m、長さ5m、幅1.9m、重量2.5t
冬の早朝に行ってみた
12月上旬に兼六園朝の無料開放時間に訪問してみました。
冬の早朝の兼六園の風景
この時期の兼六園の開園時間は6時で、日の出時間は6時45分くらいでした。
マイル子は日の出の様子を見たくて、蓮池(れんち)門口に到着したのは6時20分頃。
まだあたりは真っ暗で、「何にも見えないんじゃないの?」と不安がよぎりましたが、逆にいい雰囲気でした。
薄明りの中で庭園の木々がシルエットのように浮かびます。
万全な冬支度を見ると、金沢に来たことをより実感しますね~。
徐々に明るくなってくるにつれ、庭園の美しさがはっきり見えるようになり、冷たい空気と向こうの方の朝日が雰囲気を盛り立ててくれます。
無料でお得ですが、美しい庭園が日が昇るにつれてどんどん鮮明になる様子を体感することも、兼六園の早朝無料開放を訪れる価値の一つだと思いました。
12月上旬の朝の服装
日本海に面している金沢の冬は寒いイメージがありますが、特別極寒な感じはありませんでした。
ただ、日の出前のこの日の早朝は2~3度くらいで、やっぱり寒いっちゃ寒いです。
朝からたくさん歩いたので体はポカポカしましたが、足先はずっと冷たいまま。
コート
周辺も歩くなら、厚手のコートか薄手のダウン
車で行って兼六園のみを見て回るだけなら、普通のダウンでもいいかも
インナー
ヒートテックにニット
靴
歩きやすい靴、厚手のソックス
ブーツならソックスと厚手のタイツ
がいいのかなと。
マイル子は仕事があったので、ヒートテックにブラウス、ジャケット、そこまで厚くないコートという出で立ち。
まあまあ防寒できましたが、厚手のタイツにブーツで足元はずっと冷え冷えでした。
でも最低気温10度くらいの翌日は雨でコートがいらなかったし、ジャケットとブラウスでちょうどよかったので、天気予報で確認することをおすすめします。
近江市場で朝ごはん
金沢城に立ち寄りたかったのですが、この後どうしても行きたいところが。
兼六園からのんびり歩いて15分ほどで近江市場へ到着。
大きくてきれいなズワイガニが普通に並んでいる光景は、まるで宝島です。
金沢は暖流と寒流が交わる好漁港で、そこで朝獲れた新鮮な海の幸を当日の午前中に届けるための工夫を行っているそうです。
そりゃ美味しいに決まってます。
漁港近くに住んでいた知り合いが「スーパーの鮮魚は苦手」って言ってた話を思い出し、まあそうなるかもしれないな、と納得。
山さん寿司本店
目的の山さん寿司本店。
こちらは朝早くから開いている大人気の海鮮丼のお店です。
地元や近海の新鮮な海鮮以外に、米、醤油、酢も地元産のものを使用したこだわりが大人気で、日曜日の7時15分頃お店に到着し列に並びましたが、もうすでに10人以上並ばれていました。
ドキドキしながら待ちましたが、ギリギリで1巡目で入れました。
18種の新鮮なネタをドドーンとこぼれそうなほどにてんこ盛りにした海鮮丼が一番人気で、他のお客さんもほぼ同じものを注文されていました。
金沢弁が描かれたお箸の袋にほっこりします。
海鮮丼 3000円
山さん寿司本店
石川県金沢市下近江町68 金沢近江町市場内
営業時間:7時30分~ネタとシャリがなくなるまで
定休日:不定休
まとめ
金沢の兼六園は独特の冬仕様で、早朝の日の出とのコラボレーションでとても幻想的です。
24時間空いている駐車場もちゃんとあるので、早朝でもご心配なく。
ただ、金沢の12月上旬は寒暖差があるので、金沢へ旅をされる時にはある程度調節しやすい服装で訪れてみてください。
1日の始まりを朝の兼六園散策と金沢の海鮮丼でスタートさせると、とても充実しました。
2020年も美しく美味しい金沢なので、よかったら参考にしてみてください!
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