地味にじわじわ話題になっている『地味ハロウィン』。
2021年の世の中はイベントの参加どころか、ちょっとしたお出かけにも気を使ってしまい「ハロウィンどころじゃないよ!」な状況です。
しかしそんな今だからこそできる新しいハロウィンが『地味ハロウィン』。
そこで地味ハロウィンとはどんなものか、地味ハロウィンの仮装の特徴とクスっと笑える面白い仮装をツイッターの画像でまとめてみました。
『地味ハロウィン』とは
『地味ハロウィン』は2014年に林雄司氏がスナックで始めたもので、
- 仮装の対象にならないような人たちの仮装をする
- とんちを競い合うイベント
として年に一度イベントが開催され定着してきました。
年々盛り上がりを見せる『地味ハロウィン』ですが、ここで大事なのが仮装の「タイトル」。
『地味ハロウィン』は一見仮装かどうかも分からない現実感あふれる風貌を、タイトル付けすることにより「あ~、わかる~!」を引き出すところにおもしろさがあります。
『地味ハロウィン』仮装の種類と2021年までの面白い画像まとめ
林氏によると『地味ハロウィン』の仮装は6つのジャンルに分けられるそうです。
これまでハロウィンの仮装はおばけからドラキュラなどにはじまり、ごく最近までは「看護師」など分かりやすい職業、有名なディズニー「ミニオン」やゲーム「マリオ」そして「スパイダーマン」など映画キャラクターといった、誰が見てもすぐハロウィン向けの仮装だとわかるものがメインでした。
しかし『地味ハロウィン』の仮装対象はそれとはまったく逆の「普通に目にするもの」。
どれも見たことのある人物像だったり物体など”有名”ではないものにわざわざ寄せてきているところがツボだったりします。
地味ハロウィン2020年以前の傑作おもしろ画像
ではまず2020年以前の『地味ハロウィン』仮装のおもしろ画像から。
職業
『地味ハロウィン』での職業は、いわゆるステレオタイプな分かりやすい職業ではなく、ちょっとしたひねりで「あー、その職業ね。」と納得できるもの。
事務だけど現場と一体感を持つ作業着を着用し「小さめの工場」を表現。
名刺代わりに自社のパンフレットのチラ見せで存在感をアピールし、通りすがりのオフィスワーカーにすり寄るところ。
イメージ
「イメージ」とは、具体的な職業ではないもののイメージを具現化した仮装のこと。
無印っぽさを出すなら無敵の「ボーダーシャツ」。親子でそろえたら”おしゃれ家族”の称号が与えられます。
炭治郎、禰豆子、煉獄さんの全部盛り。「鬼滅の刃」を全集中で愛する男。
緊張の糸が切れた後の抜け殻感。ぬいぐるみもタヌキで『地味ハロウィン』参戦。
ネットやテレビに出た人
ネットやテレビで見た誰もが知るというわけではないけど、「見たことある~!」や「あっ、確かにいるわ。」な仮装。
チャンミン渾身の『地味ハロウィン』・・・んなわけないっ。
意識しないと視線が向かない、ファンでなければもはや誰かわからない人。
モノマネ
個人をマネた仮装。「モノマネ」のジャンルは誰も知らないけど個人的に知っている人も含まれます。
これが現代の「文武両道」。
『地味ハロウィン』のためにイタリアから来日した「ピエトロおじさん」。
現実なのか仮装なのかわからない、超絶簡単技法の仮装。
身に付けられるものは全て身に付けベンチ座ればコレ、が定番。
無機物
人ではなく「モノ」の仮装。仮装大賞『地味ハロウィン』。
「自己実現欲求」を満たした顔。
「無機質」は小道具がすべて。仮装ではなく「本」です。
シチュエーション
何かをする人を表現した仮装で、自宅にある普段着でできるジャンル。
2020年らしい『地味ハロウィン』。2021年はわざわざバグらせる仮装もアリ⁉
「ちょっ」にかどがある「ちょっとごめんなさい。」
『地味ハロウィン』仮装2021の面白い画像
2020年以前の『地味ハロウィン』仮装の面白い画像をご覧いただきましたが、2021年はどうでしょうか。
渋谷のハロウィンは年々過激さを増し、純粋に仮装を楽しむだけではなく警察や地域住民の人たちの頭を悩ますものになりました。
人の密集を避けなければならないご時世もあって、もしかしたらハロウィンを集団で大騒ぎする場面はもうおとずれない可能性もあります。
そんなイベント事情に光を差すのが『地味ハロウィン』。
一斉に集まり「奇抜さ」や「派手さ」を競うのではなく、地味にくすっと笑えるシュールな仮装をツイッターなどSNSにあげることで、「おもしろさ」「なるほど」を共有するのも『地味ハロウィン』ならでは。
地味ハロウィン2021年の傑作おもしろ画像
まとめ
じわじわ定着している『地味ハロウィン』
派手さはないものの面白いと思わせるシュールな仮装が特徴の地味ハロウィンは、SNSでの参戦で人混みを避けたイベントとしても楽しめます。
2021年のハロウィンも引き続き大掛かりなイベントを避けた新しい『地味ハロウィン』が盛り上がりました。
地味ハロウィンの参加者さんのアイデアは、おもしろいを超えてリスペクトしてしまいます!
コメント