イタリアのバンド『Måneskin(マネスキン)』
4人で構成されるメンバーはそれぞれ技術、インパクトどれも自由で成熟さを感じさせ、特にボーカルの声は一度聴いたら耳から離れない中毒性も。
2021年6月には日本でもTikTok でライブ配信が行われ、徐々に日本にも人気が広がっています。
そこで、マネスキンのバンドメンバーの紹介とバンド名の意味や由来を調査してみました。
イタリアのバンド『Måneskin(マネスキン)』とは
2016年に結成されたイタリア・ローマ出身の ダミアーノ・デヴィッド(ボーカル)、ビクトリア・デアンジェリス(ベース)、トーマス・ラッジ(ギター)、イーサン・トルキオ(ドラム)で構成される4人組。
2017年のイタリア版「X-Factor」ではインディーロック、ソウル、ポップが混在した今までにないその高い音楽性と10代とは思えない技量、男性・女性の境界を打ち消す両性具有の見た目で、若い観衆を中心に大反響を呼びました。
結果は2位に終わってしまいましたが、2018年の1stアルバムはチャート1位とダブル・プラチナ・ディスクに認定されるまでに。
その後も2021年の「サンレモ音楽祭」や「ユーロビジョンソングコンテスト」で優勝するなど大躍進のマネスキン。
もともと紅一点のビクトリアは8歳から音楽に触れ、生まれながらのロッカー!
左の男の子はダミアーノ⁉
そんなビクトリアとダミアーノはマネスキンの基礎となる音楽コンビを結成していました。
その後ビクトリアの中学の同級生だったギターのトーマス・ラッジが加わり、そしてフェイスブックで知り合ったドラムのイーサン・トルキオが加わり、2016年に現在のバンド構成となりました。
『Måneskin(マネスキン)』名前の意味や由来
『Måneskin』はデンマーク語では“モーネスゲン”に近い発音をするため”モーネスキン”とも呼ばれていますが、イタリアでは“マネスキン”と呼ばれ、『Måneskin』のSony公式サイトでも同じく”マネスキン”で紹介されています。
『Måneskin(マネスキン)』というバンド名の意味は「月光」
イタリアとデンマークのハーフであるビクトリアにより名づけられました。
さて、もともとどんな名前にするか迷走していましたが、とにかく「音楽シーンに名前を残す」ことを意識していました。
そんな中メンバーのアイデアで、デンマークの血を引くビクトリアにデンマーク語での名前を考えてほしいと依頼。
そこでビクトリアはデンマーク語の単語をいくつか考え、その中でメンバーの興味を引いたのが「マネスキン」
デンマーク語で「月明り」「月光」といった意味のマネスキン。
ビクトリアいわく、それはグループをイメージしたものでもなんでもないとか・・・。
『Måneskin(マネスキン)』バンドのメンバー
『Måneskin(マネスキン)』はすでにヨーロッパでは人気絶大のバンドで、インスタのフォロワーも約550万人。
彼らはジェンダーの壁を壊した自由な自分らしさを発信し、多くの人から共感を得ています。
ダミアーノ・デイヴィッド (ボーカル)
誕生日:1999年1月8日
身長190㎝近いのではないかと思われるほどのスレンダーな体系と長い髪、刺激的な表情は、バンドの美しさを際立たせます。
セクシーな太く重低音なダミ声で他にはない個性的な声は、まさに「名前がある」声で、何を歌ってもダミアーノの歌として認識されそうなほど。
胸元のタトゥー「IL BALLO DELLA VITA」は、イタリアで爆発的に売れ世界進出のきっかけにもなったマネスキンのデビューアルバムタイトル。
ちなみに彼女はモデルの「ジョルジァ・ソレリ」
余談ですが、おなかのテープは彼女自身苦しんでいる子宮内膜症治療によるもの。
この疾患に関する法改正のため、積極的に活動をされています。
ビクトリア・デアンジェリス (ベース)
誕生日:2000年4月28日
グループで唯一の女性で、イタリアとデンマークのハーフでデンマーク出身。
バイセクシャルを公言しています。
もちろんダミアーノともただの友達。
トーマス・ラッジ (ギター)
誕生日:2000年10月8日
見た目とは裏腹に、タフで好奇心旺盛という意味で「エル・コブラ」というニックネームを付けられたそうです。
イーサン・トルキオ(ドラム)
誕生日:2001年1月18日
少女漫画から出てきたかのような美しい黒髪が印象的なイーサンは、ドラム技術もピカ一。
ジェンダーフリー。
Måneskin(マネスキン)人気曲
Måneskin(マネスキン) の人気曲の一部ですがご紹介します。
全て違う雰囲気にもかかわらず、どれも「The Måneskin 」です 。
I WANNA BE YOUR SLAVE
マネスキンの新曲。
ZITTI E BUONI
TikTokでも大人気曲。
Torna a casa
Netflixオリジナルシリーズ「Baby/ベイビー」のシーズン3の挿入歌になったイタリア語の曲。
Beggin’
イタリア版「X-Factor」 出場時、マネスキンはまだ高校生。
原曲はこちら↓
まとめ
イタリアのバンドMåneskin(マネスキン)。
とても個性的なメンバー4人は、男女にこだわることなく自由にそれぞれの感性を音楽とビジュアルで表現します。
名前の由来「月光」も彼らが名前に寄せるのではなく、名前とその意味が彼らについてくるような勢いを感じさせます。
初めてマネスキンの楽曲を聞いたときには久しぶりに「キター!」と衝撃を受けた、今後の活躍が楽しみなバンドです。
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